「アラフィフ同窓会」で驚いたこと。アラサーの時とは違い、感慨深い!
なぜ、写真では分からない人がいるのか
同窓会に行った私は、参加者のことをみんな誰だか分かり、「変わっていないなぁ」と驚いたのに、今回参加できなかった友達が同窓会の写真を見ると、分からない人がいたのは、なぜなのか。 私がクラスメートの全ての人を誰だか分かったのは、「生で直接会ったことで、雰囲気や声、話し方といった情報も加わり、当時の面影がダイレクトに伝わってきたから」だと言えます。 それくらい人は、相手に対して、表面的な見た目だけでなく、目に見えないもの……雰囲気などあらゆるものをキャッチして、さらに脳で色々な記憶のフィルターもかかった上で接しているものなのですよね。 それって、結構、大事な発見でもあります。日常生活において、「自分を良く見せようと表面だけを磨いても、通用しないことは多い」ということでもあるからです。 やはり「内面から磨く」ことが大事で、それに伴い、醸し出す雰囲気なども良くなっていくことは多いのですよね。 また、“記憶のフィルター”は意外と大きく作用するので、実際よりも相手が若く見えるところがあります。 ひょっとしたら、「若い時から知っている男女」のほうが、「アラフィフになって初めて出会う男女」よりも、相手を恋愛対象にしやすく、恋に発展しやすいこともあるのかもしれないなぁ、なんて思いました。 同窓会で、「高校生のときに付き合っていたカップルが、焼けぼっくいに火がつく話」は、よく聞きますしね。
「先生も大変だったんだ」と初めて知った!
同窓会には、当時の先生も来てくださったんです。高校生の時は「大人」に見えた先生も、当時はまだ若手の教師で、歳の差も10歳程度なのですよね。 大人になった今、改めてお話をすると、当時、先生は「色々とプレッシャーを抱えながらがんばっていた」ことを知りました。 確かに、アラフィフになった私から見たら、20代の先生は若いですよね。今なら、気持ちは分かります。 でも、学生の時は、先生が大変なことなんて全く気付かなかったし、そもそも自分のことでいっぱいで、それどころじゃなかったところも。 だから、「大人になったからこそ、分かること、気づくこともあるんだなぁ」なんて、つくづく思いました。