「アラフィフ同窓会」で驚いたこと。アラサーの時とは違い、感慨深い!
「アラフィフの同窓会」は、若い頃の同窓会のときには気づかなかったことも色々とありました。大人になったからこそ、見えること、感じることもあるのですよね。
30年以上ぶりの再会!
先日、高校時代の同窓会がありました。卒業して30年以上経っていて、それまで全く会っていなかったクラスメートもいるので、正直、「あなた、誰?」と思うような、分からない人もいるかもしれないと不安に感じていたんです。 でも、実際に会場に入ると、驚くことに、クラスメートだった人は、全員、誰だか分かりました。 みんなそれぞれ、“自分の素質”を残したまま歳を重ねているので、それなりには風貌に変化がありつつも、「その人らしさ」が残っていたからです。 しかも、声や雰囲気、話し方がほとんど変わっていないことが多く、話していると、ちょっと高校時代にタイムスリップしたような気分を味わいました。 ただし、私の高校は、当時、男子部、女子部に分かれていて、男子生徒とはほとんど交流がなかったんです。だから、男性に関しては、「あなた、誰?」どころか、そもそも知らない人が多かったという……(苦笑)。 それでいうと、ヘアスタイルによって印象が変わることは多いので、男性の場合は、髪がふさふさしていた人が年齢と共に髪がなくなってしまうと、再会したときに「誰だ?」と思うシチュエーションもあり得たのかもしれません。 逆に、女性の場合は、「大幅に太った、痩せた」「奇抜な髪型、ファッションに変わった」「元が分からないほどの厚化粧」「社会人デビューした」みたいなのがない限り、シミ、シワが増えることはあっても、元の姿を思い出せないくらいに見た目が変わることは少ないことも。 ただ、これは「同窓会に来る人の傾向」というのも、多少は影響しているのかもしれません。
「同窓会に来る人の傾向」はある
今回、スケジュールが合わなかった人や連絡がつかなかった人はおいといて、「同窓会に来る人の傾向」は、2つあると思うんです。 (1)高校時代に今も心に残るようなトラウマが少ない。 (2)理想通りとまでは言えなくても、今の自分にそれなりに納得している(高校時代と比べ、激変し過ぎていない)。 特に(2)は、女性の場合、「見た目も含め」なのですよね。だから、極端に太ったり、何か急激な変化があったりして、“当時と比べ、悪い方向に激変してしまった人”は、正直、同窓会に行きにくいところはあるのかもしれません(とはいえ、周りはそんなことは気にせず、それでも「会いたい」と思う人は多いものなのですけどね)。 だから、今回の同窓会では、みんなそれぞれ自分らしく輝いていて、生活が充実している感じが伝わってきました。 それに、現代のアラフィフは若い人が多いのですよね。一昔前と比べたら「-10歳」で考えてもいいくらい。 しかも、“高校生の頃の姿のフィルター”がかかって相手を見るから、外から見たら「アラフィフのおばさん、おじさんの集まり」のはずなのに、「若者の集まりに見えるのではないか」と錯覚するほど。 実は、後日、スケジュールが合わなくて参加できなかった友達に、同窓会の写真をLINEで送ったら、「誰か分からない人がいる」と返事がきたんです。 それはどういうことなのか? と考えてみると、意外と「日常生活でも大切なこと」が見えてきました。次のページに続きます。