16歳でのインパクトはペレ級? EURO制覇、ラ・リーガで5ゴール、サッカー界に衝撃が走ったヤマルの1年間
ここまで成熟した16歳プレイヤーはいたか
16歳の若さでバルセロナのスタメンに入っているだけでも凄いことだったが、FWラミン・ヤマルは今夏のEURO2024でスペイン代表のキーマンとしてフル稼働。チームの優勝に大きく貢献した。 今月13日に17歳を迎えたものの、16歳の1年間に残した衝撃は相当なものだ。もちろん今後のキャリアがどうなるかは分からないが、17歳になったばかりの現時点ではとんでもないインパクトだ。 『ESPN』は元イングランド代表FWウェイン・ルーニーの10代も凄かったとしながらも、ヤマルと誰かを比較するには元ブラジル代表のペレ氏まで遡る必要があるかもしれないと主張している。 「妥当な比較対象を見つけるには、2002-03シーズンにウェイン・ルーニーがエヴァートンにてプレミアリーグ6ゴール4アシストを記録した頃まで遡る必要があるだろうか。しかし、ルーニーでさえそのシーズンの初めに17歳になっていた。ヤマルは17歳になる前にラ・リーガで5ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグでも2アシストを記録し、代表チームではわずか801分間で3ゴール6アシストを記録していた。真の比較対象を見つけるには、ペレまで遡らなければならないかもしれない」 キャリアのスタートはとんでもないものだ。サッカー界のNewスターとして華々しいスタートを切ったわけだが、このままサッカー界をリードする存在となるのか。サッカーファンは新たにとんでもない才能を目の当たりにしているのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部