プロ野球、『人的補償』の名称にネット疑問「ネガティブな印象を抱かせる」「選手にとっては響き悪い」「トレード選手獲得権ではどうか」
楽天が8日、国内FA権でヤクルトに移籍した茂木栄五郎内野手の人的補償として、小森航大郎内野手を獲得すると発表した。FAを巡っては巨人がソフトバンクから甲斐拓也、オリックスが広島から九里亜蓮を獲得し、今後、人的補償か金銭補償を選択することになる。 ネット上ではかねて「人的補償」の名称についての意見が上がっている。選手をモノ扱いするようなイメージを抱かせるため、「ネガティブな印象を抱かせる名称は変えた方が良い」「確かに選手にとっては響き悪いよな」「人的補償の名称変えるだけでだいぶ印象変わると思うんだけど」「トレード選手獲得権ではどうか。プロテクト権ありで」などX(旧ツイッター)では代案を含めて反応が見られる。 現場からも同様の声が出ている。ソフトバンクの斉藤和巳3軍監督が2023年オフにチームが近藤健介(当時日本ハム)を獲得し、人的補償で田中正義が移籍した際に「『人的補償』って名称は…ええ加減どうにかならんか?この制度自体も…」とXに投稿。阪神・藤川球児監督も現役時代に名称や制度そのものに疑問を投げかけたことがある。
中日スポーツ