「トレブルを達成した時のグリーリッシュが欲しい」 ペップは10番にパフォーマンスの向上を要求
まずは今季初ゴールが欲しいところ
プレミアリーグ第20節でウェストハムに勝利し、久しぶりの連勝を飾ったマンチェスター・シティ。今夏加入したサビーニョの左サイド起用が当たり、ここ2試合で1ゴール3アシストの大活躍を披露している。 刺激的なスタイルを披露したレーマン しかし“世界で最もセクシーなサッカー選手”のセクシー投稿にタグ付けされたのは彼氏ではなく…… そのサビーニョの活躍もあって同ポジションでプレイするジャック・グリーリッシュは出場機会を減らしているのが現状だ。古巣対戦となった第17節のアストン・ヴィラ戦以降わずか6分しかプレイすることができていない。 グリーリッシュの強みはキープ力で、現状後方からのビルドアップに不安のあるシティにとって重要な存在だが、今季はここまでノーゴールと得点の関与が少なく、1億ポンドの高額な移籍金で加入したこともあり、批判の対象になることも少なくない。 『BBC』では指揮官であるペップ・グアルディオラ監督がウェストハム戦後にサビーニョとグリーリッシュのポジション争いについて言及している。 「サビーニョはジャックよりもコンディションが良く、あらゆる面で優れている。だからサビーニョを起用したんだ」 「トレブルを獲得した時のジャックが欲しいか? ああ欲しいよ。その点については正直にいようと努めているよ」 「彼らは戦わなければならない。不公平だという人もいるだろう。そう思うならそれで構わない。だが、毎日(ジャックは)『私はサビーニョと戦うつもりだ。そのポジションでプレイする資格がある』ということを私に証明しなければならない」 今季は左サイドだけでなくインサイドハーフでも起用されるなどプレイの幅を広げているグリーリッシュ。ケビン・デ・ブライネが復調したことで中盤での起用数も減らしているが、今後再びペップからの評価を取り戻すことはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部