節約のためカフェではいつも「一番小さいサイズ」を頼みます。「実は大きいサイズの方がお得」と聞きましたが本当でしょうか?
近年はおしゃれなカフェやコンビニのカウンターコーヒーを目にする機会も多く、日頃からコーヒーを愛飲している方もいるのではないでしょうか。眠気覚ましや息抜きに最適なコーヒーですが、気になるのはそのコストです。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説 毎日の出費が気になり、コーヒーはいつも「一番小さいサイズ」を頼むという方もいるかもしれません。当記事では、カフェやコンビニのサイズ別コーヒー価格を整理し、「実は大きいサイズの方がお得」といううわさの真相に迫ってみたいと思います。
ホットコーヒーのサイズ別価格
代表的なカフェチェーン店とコンビニコーヒーを例にサイズ別のコーヒー価格を整理すると、表1のようになります。なお、すべて税込みで、カフェチェーン店のコーヒーは店内飲食価格となります。 表1
※筆者作成 ホットコーヒーの価格は、カフェチェーン店が360~510円程度、コンビニが120~320円程度ということが分かりました。
「1ミリリットル」あたりの価格だと「もっとも大きいサイズ」が一番お得
カフェチェーン店やコンビニのコーヒーが好きな方のなかには、「実は大きいサイズの方がお得」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。結論から述べると、今回調べた限りでは、「大きいサイズの方がお得」という話は事実のようです。 表1のサイズ別価格を基に、コーヒー1ミリリットルあたりの価格を計算すると、表2のような結果となりました。なお、価格はすべて税込みで、小数点3桁以下は切り捨てとしています。また、各サイズにおける容量はおおよその目安として参考にしてください。 表2
※筆者作成 このように、カフェチェーン店・コンビニコーヒーともに、もっとも大きいサイズが一番お得ということが分かりました。
コーヒーのサイズを小さくするといくらくらいの節約になる?
大きいサイズが一番お得とはいえ、毎日の出費は少しでも減らしたいものです。そこで、ここではコーヒーのサイズを小さくした場合、年間(365日)だといくらくらいの節約になるのかを計算してみました。 1日1杯ホットコーヒーを飲むと仮定し、表1の価格を基に、もっとも大きいサイズをもっとも小さいサイズに変更した場合、年間コストの差額は表3のとおりです。なお、価格はすべて税込みです。 表3