ヤクルト・高津監督、25年の4番も村上を指名「ランナーをためてムネに」 日本一達成しメジャーに送り出す
2025年も不動の主砲だ!! ヤクルト・高津臣吾監督(56)が31日までに、今季も村上宗隆内野手(24)を4番に据える方針を示した。「よっぽどのことがない限り変えることはない」と明かし、大きな期待を寄せた。 「(22年に)三冠王を取った実績があるわけだから、そこを目指して、好不調の波を少なく、チームを引っ張れる中心バッターとして頑張ってほしい。相手が本当に嫌がる4番バッター、『ランナーをためてムネ(村上)に回ってくれ』という願いがこもる4番でいてほしい」 村上は今オフ、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することが確実。自身も海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャーに挑戦した高津監督は「(米大リーグを)目指すこと、行くことは素晴らしい。今シーズン成功して、気持ち良く向こうにいってほしい」と背中を押した。 最高の形はリーグ優勝、日本一を達成して送り出すこと。高津監督も「気持ち良くアメリカに挑戦する状況になるのが一番いい」と明かした。背番号55を中心に3年ぶりのV奪回を目指す。(赤尾裕希)