夢アドまた2名卒業発表 鳴海寿莉亜に聞く心境と今後の期待
“夢アド”の愛称で親しまれるアイドルグループ「夢みるアドレセンス」から白川蘭珠(19)と万里川かれん(19)が卒業することがわかった。18日所属事務所が発表した。夢アドは5日にも山口はのん(22)、山下彩耶(20)の年内卒業と石森晶乃(22)脱退を発表したばかり。来年8月に結成10周年を迎えるグループは今後どうなるのか。メンバーの鳴海寿莉亜(23)に新メンバーオーディションへの期待などを聞いた。
鳴海「蘭珠、かれんの想い預かり新メンバーとステージに」
夢アドは5日、山口と山下が卒業することを発表。2人は今後も芸能活動を継続するが、体調不良で活動休止中だった石森は5日付で脱退および芸能界引退となることを発表。それからわずか2週間、今度は白川と万里川の卒業発表だ。山口、山下、白川、万里川の4人は27日のワンマンライブ(万里川は特典会のみ)と28日に別途実施予定の特典会が最後になるという。 これで夢アドは一時的に3期メンバーの鳴海と4期の日比谷の2人となる。 「夢アドは2012年にティーン向けのファッション誌のモデルをメインに結成され、当時からルックス面の充実したグループとしてアイドルファンの間では根強い人気がありましたがメンバーの卒業やそれにともなうメンバーチェンジを何度か繰り返したことで、戦力ダウンしてきた部分があるのは否めません。今後の展望に厳しい見方が出てきても仕方ないと思います。ただしグループアイドルにとってメンバーチェンジはチャンスでもあります。残った2人のメンバーとともに今後増強されるであろうメンバーにも期待したいところです」(アイドル情報メディア30代男性編集者) まもなくスタートするとみられる新メンバーオーディションについて、現在の心境も含め鳴海に聞くと「今回オーディションを開催すると聞いた時、私たちが引っ張っていく夢アドに入りたいと思ってくれる方がいるのかな?と不安がありました」と、不安を抱いたことを語りつつも「でも卒業する先輩方からはきちんと夢アドを引き継ぎ、蘭珠、かれんの夢アドへの想いも私たちが預かって新メンバーとともに大きなステージに立ち続けたいです。なのでワクドキを胸に、皆さんに会えるのを楽しみにしています」と、しっかり前を向いている様子だ。 また所属事務所は「実力が発揮できないまま卒業となってしまったメンバーは残念ですが、残った2人(鳴海、日比谷)は夢アドを引っ張っていくには十分の力があると思っています。ファンの皆様とともに前を向いて頑張っていく所存です」と話している。 結成10周年を前にグループは再び激動期を迎えている感があるが、どうファンをつなぎとめ、新たな体制でどれだけ新しいファンを獲得できるか。展開を見守りたい。 (写真と文・志和浩司)