マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…違法な売春や就労に従事の女3人検挙
マカオ治安警察局は11月14日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的として展開する大規模作戦「落雷2024」の一環として、同月13日から14日にかけて市内各所で一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁、特警隊及びその管轄下にある警察犬チームから75人が参加し、マカオの各所にある複数のマッサージ店に対するパトロールを展開すると同時に、マカオ半島各所、タイパ島の市街地、カジノを含む統合型リゾート(IR)施設が集積するコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、複数箇所で交通検問を実施したとのこと。
期間中、計248人(男159人、女89人)に対する調査を行い、このうち女3人について違法・違反が認められたため検挙。具体的には、違法売春従事が2人、違法就労が1人で、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。 交通検問については車両25台に対する調査を行い、違反は3件(無灯火、初心者マーク不掲出、シートベルト不着用)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努める考えを示した。