話題の動画生成AI「Sora」で「俺が喋る映像」を作りたい! 試行錯誤してみた
サクッと手軽に思い通りに……はできなさそう
というわけで、今回の取り組みはいったん頓挫。「俺が喋る動画」を作るのは、少なくともサクッとひと手間程度では不可能そうだと結論付けた。 そもそも、そんな動画を作れてしまうとディープフェイクまっしぐらな気もするので、もしかするとあえて機能を制限しているのかもしれない。実際、背景などの崩壊がひどかった最初の方の動画でも、服や照明の破綻が少ないのは驚いた。 ちなみに、OpenAIはフェイクを警戒し、「実在する人物(real people)」の写真や動画を使って動画を生成する機能については、一部のユーザーにしか提供していないとしている。 一方、記者は普通に自分の動画を生成できた。OpenAIが指す「実在する人物」が著名人のみを指しているのか、記者のデータはこれまでに学習されていないのか、はたまた“一部のユーザー”に選ばれていたのか。理由は分からないが、同様の使い方をする際は注意が必要かもしれない。
ITmedia NEWS