ペット防災アドバイザーに聞く、愛するペットの安全を守る5つのQ&A。
A.うんち袋
犬の散歩や、猫砂の処理をするときのマストアイテム。においが漏れにくいタイプは、人間用の防災グッズとしても何かと重宝する。
B.ペットフード×7日分
いつも食べているフードはペットにとっても安心できるもの。非常用と考えず普段から多めに備蓄しておき、使い回していくのがよい。
C.トイレシート、猫砂×7日分
トイレのお世話も、当然飼い主が行わなければいけない。避難所でもペットの衛生状態を保つために、トイレ周りのグッズは不可欠。
D.ウエットティッシュ、コロコロ
排泄後のペットのおしりをふいたり、抜け毛を掃除したりなど、清潔な環境を保つためのケア用品。毛の長いペットはブラシなども。
E.水×7日分
自分のペットが1日にどのくらい水を飲むのかは、意外とわからないもの。まずは1日の大体の量を把握して、7日分を用意しよう。
F.キャリー
ペットを安全に移動させるために、キャリーやケージは必須。避難時は両手が自由になるリュック型がおすすめ。普段から入る訓練を。
Q.4出先で地震に遭遇! 家に帰れない! そんなときのために、普段からできることはある?
A.留守中も安全&安心に過ごせる場所を確保。 ペットのみを自宅に残して、外出先で被災してしまう可能性ももちろんある。交通網が遮断されるなどして、しばらく自宅に帰れなくなってしまったときのためにも、普段からできること、外出時の習慣にしておきたいことはいろいろある。 「大切なのは、ペットが自宅に取り残されたシチュエーションを飼い主が想定できているかどうか。もしできているのであれば、留守中もペットが安全にストレスなく暮らせる環境を整えているでしょうし、災害以外でも急に帰れなくなったときに様子を見に行ってもらう段取りを、親類やご近所さんとしているはずです。ひとり暮らしの人などは特に、出張や旅行などのタイミングでそういった知人宅に預ける練習をしておくとよいと思います」。 離れていたら、物理的にできることは限られている。自分事として、ペットの危機管理を!