友達が離れていった…。あとで分かったNG行動7つ
1939年、ハーバード大学の研究者たちは「健康的な高齢化の心理社会的予測因子を特定」するための縦断研究に着手しました。 友達が離れていった…。あとで分かったNG行動7つ 現在もまだ続いているこの研究では、高齢期の幸福ときわめて強い相関のある唯一の因子は、個人的な人間関係の質であることが示されています。友情は、富や名声、知力、地位よりも重要なものなのです。 それとは逆のケースについて、ハーバード大学医学大学院の教授で精神分析医のRobert Waldinger氏は、こう話しています。 自分が望む以上に他者から孤立して生活している人は、孤独ではない人と比べると、自分をあまり幸福だと思わず、中年期の早い時期に健康が下向き、脳機能が早く低下し、寿命も短くなります。 とはいえこの研究は、どうすれば良い友人関係を保てるのかについては語っていません。 友情の維持に必要とされる微妙な世渡りについては、これまでに何冊も本が書かれていますが、この記事で紹介する「友情をめぐる7つの大罪」を避ければ、たいていの人よりもずっとうまくやれるはずです。
1. ベタベタしすぎる
片方が他方よりベタベタしていることは、友情をたちまちのうちに息苦しい関係にしてしまう原因です。とはいえ多くの場合、問題をつくっている側は、その問題に気づくことさえ簡単ではありません。 送信したのに返信の来ないメッセージがたくさんあったり、相手が自分のいないところで何かをしていると嫉妬を感じてしまったりするなら、あなたはたぶんベタベタしすぎです。 あるいは、自分自身の生活の幅を広げたほうがいいのかもしれません。 相手の場にもぐりこもうとするのではなく、自分の場に相手を招き入れられるようにしましょう。
2. 下心を持つ
その人がお金持ちだからとか、その人の別の友人たちが好きだから、といった理由で友だちになってはいけません。 あまりにも多くの人(とりわけ若い人)が、この過ちを犯しています。それは、不誠実というだけでなく、必ずと言っていいほど、関係者全員にとって散々な結末や、決まりの悪い結末につながります。