辻村深月の青春小説『この夏の星を見る』2025年に実写映画化決定!
小説家、辻村深月の青春小説『この夏の星を見る』が2025年に実写映画化されることが決定した。 原作者の辻村は、2004年「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞しデビュー。2011年「ツナグ」で吉川英治文学新人賞、2012年「鍵のない夢を見る」で直木三十五賞を受賞。2018年には「かがみの孤城」で本屋大賞第1位に。主な著書に、吉岡里帆と中村倫也の共演で実写映画化された「ハケンアニメ!」やKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と奈緒によるダブル主演で映画化され9月27日(金)から公開される「傲慢と善良」があるほか、「凍りのくじら」「スロウハイツの神様」「ハケンアニメ!」「島はぼくらと」「朝が来る」「傲慢と善良」「琥珀の夏」「ふちなしのかがみ」「本日は大安なり」「きのうの影踏み」「闇祓」「噓つきジェンガ」などでも知られる。 2020年春、コロナ禍で登校や部活動が次々と制限されるなか、全国の中高生は複雑な思いを抱えていた。茨城県の高校2年生、亜紗、渋谷区の中学1年生、真宙、長崎県五島列島にある旅館の娘、円華。それぞれに天文活動に出会った生徒たちは、オンライン会議を駆使して、全国でつながっていく。望遠鏡で星をつかまえるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」開催の次に彼らが狙うのは…? 近年、相次いで作品が実写化されている辻村。キャストや監督など、今後の続報から目が離せない。 文/スズキヒロシ