【みんな使っている定番ノイジー10選】騒がしさでバスにアピール!ただ巻きで釣れるお手軽トップウォーター
動きのイメージ/ただ巻きで賑やかにバスを刺激する
一定スピードのただ巻きで巻き続けるだけ。ルアーとしての動きが成立するギリギリの高速から低速まで、反応するスピードは季節やフィールド、その日の状況によって異なるが、可変ではなく一定を心がけること。ただし、ピンスポットを狙う時にはそのスポットを少し過ぎてからポーズさせるのはありだ。また、名前通りに騒がしく使うのが基本だが虫ルアーのようにあえて微かに水を震えさせる使い方が効果的なこともある。
得意なシチュエーション
◆岸沿い 縦護岸や斜め護岸など、バスがベイトを追い詰められるスポットを引く。塊になっているウィードや水生植物、ブイなど線になっているキワを攻めてみよう。 ◆流れ 河川や堰の下、リザーバーのバックウォーター、流れ込みなど強い流れがあるスポットでは流れに逆らうように一点に留まらせて誘い続けるのも有効だ。
最適なタックル/柔軟でパワーのあるベイトタックル
大型のルアーが多くベイトタックルが適当だが、硬すぎるとせっかくのバイトも弾かれやすいので、レギュラーアクションのミディアムパワーが使いやすい。
おすすめルアー10選
◆ギルトップ(ノリーズ) 徴的なダーターと呼ばれるジャンルのノイジープラグ。体高のあるフラットボディが大きくヒラを撃って水中にダイブし、ウッドボディの浮力でもがくように浮くメリハリのある動きを見せる。 ◆クレイジークローラー(ヘドン) ただ巻きすると2枚のハネが水を受けてクロールのように泳ぐクローラーの元祖。また、以前はセミルアーといえばこのルアーのことで、水面に落ちたセミが羽をバタつかせてもがく姿をイメージし、シェイクして使うことも多かった。 ◆ジッターバグ(アーボガスト) ナマズルアーとしても有名だがもちろんバスにも効く。ただ巻きでカップから生まれるサウンドは『甘い音』と表現されるほど独特で魅力的。ザラスプークやポップRと同じく歴史的なアメリカンルアーにしてジャンルを代表する名作だ。 ◆スクラッチ(レイドジャパン) ただ巻きでは強い波動で広範囲にアピールし、ロッドワークでテーブルターン(超短距離の水面首振り)、ヘッドのエラが飛沫とポップ音を生み、プロップが微細に水を動かす。あらゆる要素を詰め込んだキマイラ的ノイジーだ。 ◆バジンクランク(O.S.P) クランクベイトでそれまであったピンスポットで首を振らせるトップ的な使い方ではなく、ただ巻きで水面を割らせることを意図した画期的存在。どんなスピードで巻いても潜行深度はMAX5センチという驚異のレンジコントロール力を誇る。 ◆バズジェット(デプス) ボリュームのあるボディがうねる波動を生み、リアのペラが賑やかに飛沫を上げてフラッシング効果をもたらす、複合的ノイジーの先駆け的存在。ブランドイメージそのままのでかバスを捕獲するための仕掛けが集結している。 ◆ ビッグバド(ヘドン) 潜ろうとするリップと潜れない高浮力ボディのせめぎ合う動きにブレードが絡んで生まれた奇跡のノイジー。いまやバド系というジャンルになっている。もともとはバドワイザー社のノベルティグッズであったのは有名すぎるエピソードだ。 ◆プロップダーター アイラウド(メガバス) 高い浮力のジョイントボディが水面でもがきつつ、リアのプロップが飛沫を上げる。独自のサウンドを発生させるR.A.B(ラダーアクションバランサー)システムと、バスのスイッチを入れるあらゆるエッセンスを詰め込んでいる。 ◆ポンパドール(ジャッカル) ハネによるただ巻きでのクロールアクションをベースに、釣り人がひしめき合うタフなフィールドでもバスに水面を割らせるための仕掛けをプラス。ストップ&ゴー、ピンスポットでのテーブルターンなど多彩な操作に対応する。 ◆ワドルバギー(イマカツ) トーナメント中にチューンしたビッグバドの釣れるエッセンスを再構成して量産化。リアとリアフックの独自のブレードシステム、バイト率を上げるためにリアフックがフロントフックよりも下にあるなど、シビアに作り込まれている。