【みんな使っている定番ノイジー10選】騒がしさでバスにアピール!ただ巻きで釣れるお手軽トップウォーター
バスにとっては厄介者でも、水の抵抗を受けながらも不器用に一生懸命泳ぐ様子がユーモラスでなぜか愛くるしく感じるノイジー。「出す音」を「奏でるサウンド」と表現されることに違和感がなくなったらバス釣り上級者!? 【画像】みんな使っている定番ノイジー10選 写真ギャラリー(22枚)
でかバスを惑わせる魅惑の音色
ノイズ(雑音)をまき散らすトップウォーター。その音が、エサであるベイトが他のバスに食べられる捕食音であれば納得だが、『騒々しい』の意味を持つノイジー。食性以外の好奇心や不快感といったスイッチを押してバスに口を使わせているとすれば、バスという魚の不思議さ、魅力を端的に引き出すルアーであるともいえる。 ボディにはノイズを発生させるためのパーツが付き、形状は水を大きく動かすファットなタイプがほとんど。音の種類もパーツによって様々だが、慣れてくれば、コポコポ、パチャパチャ、ジュボなど、擬音だけでもタイプが分かるようになるくらいに個性的なのも面白い。 特別な操作を必要とせず、ただ巻きだけで誘えるのも魅力だ。 ◆使い方ワンポイント いつ?:夏~秋 どこで?:岸沿い/シャロー どうやって?:ただ巻き 水押し:強い
ノイジーを使うために覚えておきたいこと
◆カップ ルアーの先端にボディの幅よりも広い湾曲したカップがセットされ、右、左と交互に水を押しながら直進する。素材は金属やプラスチックが主だ。このパーツがついたタイプをカップ系と呼ぶこともある。 ◆リップ 潜りたくても潜れない強い浮力でボディ全体が大きな引き波を立てる。見た目としてはミノーやクランクベイトと大差ないルアーが多い。ブレードやペラがセットされていることもある。リップ付きのノイジーはウエイクベイトと呼ばれることも多い。 ◆ブレード 金属製のブレードで水をかきまわす。金属による光の反射(フラッシング)とボディにブレードが当たる音もバスにスイッチを入れる重要な要素だ。 ◆ハネ ボディに対し90度前後で開く左右対のハネが水をつかみクロールのように泳ぐ。大型の物はハネモノ(ビッグクローラーベイト)としてここでは別に扱う。