妊娠を機に43歳夫がSNS漬け…同窓会で再会し結婚した妻が見た「500万円の預金」の激変
オーストラリアで「16歳未満のSNS使用禁止法案」が
2024年11月29日オーストラリアで、16歳未満の子供たちがSNSの利用を禁止する法案が可決された。禁止措置が施行されるのは、1年後の予定だという。 【マンガを読む】SNSの投稿をきっかけに執拗なDMが…送り主の自称友達の正体 違反したIT企業には、最大5000万豪ドル(約48億8300万円)の罰金が科される可能性があるという。 ミシェル・ローランド通信相はこの法律の対象になるSNSは、Snapchat、TikTok、Instagram、X(旧ツイッター)が含まれると述べている。除外されるのは、ゲームやメッセージプラットフォーム、アカウントなしでアクセスできるサイトとなる見込みだ。 アンソニー・アルバニージー首相は、この法律が若者をソーシャルメディアの「害」から守るために必要だという意見で、多くの保護者グループもこれに賛同している。 キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんは「SNSは大人も安全に使うのが難しく、若年層の規制は確かに必要かもしれません。最近、浮気調査で増えているのは、相手との出会いの場がSNSというケース。特に無作為に表示されるリール動画や投稿から、不適切な関係になる傾向があります」と言う。 山村さんに依頼がくる相談の多くは「時代」を反映している。同じような悩みを抱える方々への問題解決のヒントも多くあるはずだ。個人が特定されないように配慮をしながら、家族の問題を浮き上がらせる連載が「探偵が見た家族の肖像」だ。 今回山村さんのところに相談に来たのは、43歳の久美子さん(仮名)だ。「真面目だった夫がSNSで知り合ったキャバ嬢にハマり、貯金を秘密で使い果たした上に、私の親から200万円も借金していました」と山村さんに連絡をしてきた。 山村佳子(やまむら・よしこ)私立探偵、夫婦カウンセラー。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県横浜市で生まれ育つ。フェリス女学院大学在学中から、探偵の仕事を開始。卒業後は化粧品メーカーなどに勤務。2013年に5年間の修行を経て、リッツ横浜探偵社を設立。豊富な調査とカウンセリング経験を持つ探偵として注目を集める。テレビやWEB連載など様々なメディアで活躍している。