物価高でもお金を貯めている人に聞く!4人家族1か月の収支と家計管理
ここ数年、じわじわと上がって家計を圧迫している物価。そんなご時世でもお金をしっかり貯めている人は、どんなふうに買い物をしているのでしょう? 今回は、「5年間で1000万円貯めた家計術」を発信するインスタグラマーあっちゃんさんに、1ヶ月の収支と家計管理方法を教えてもらいました。 【画像で見る】あとどれだけ使えるかが一目瞭然!アプリ『家計簿おとなのおこづかい帳』 インスタグラマーあっちゃんさんの場合 地方在住の30代で、夫と4歳、1歳の息子の4人家族。貯金ゼロからお金の知識をつけ、5年間で1000万円貯めた家計術をインスタグラム(@achan_kurashi)で公開している。現在も奨学金の返済をしながらも、月に10万円は先取りで貯蓄することを継続中。お金を使うところと使わないところをはっきりさせることで節約のストレスもたまらなくなり、自由に使えるお金も増えたそう。年に1~2回の家族旅行も節約のモチベーションになっている。 ■家計管理のキホン 1カ月の収支 世帯収入(手取り)...45万円 家賃...10万円 水道・光熱費...1万2000円 教育費...4万円 食費...3万5000円 日用品費...1万5000円 通信費...1万円 保険料...2万円 教育費...4万円 医療費...ー 奨学金返済...1万3000円 お小遣い(夫分)...3万円 貯蓄...10万円 ■【Point1】シンプルな家計簿アプリで日々の買い物金額を見える化する 食費、日用品費は、1カ月の予算の中でやりくり。 「私は『家計簿おとなのおこづかい帳』というアプリを使っています。支出を自分で入力するタイプですが、何よりシンプルで見やすいのがお気に入り。カテゴリーや予算も設定でき、残りどのくらいのお金が使えるのかが一目で分かります」 ■【Point2】毎月使うか分からないお金は年間の特別費としてボーナスで賄う 夏と冬に半年ごとの特別費を確保。 「医療費は1カ月3000円として年3万6000円、美容費は半年で6万円。税金やクリスマスなどのイベント費もボーナスから。この仕組みでボーナスがいつの間にかない!ということも防げます」 ・ボーナスを現金で引き出して振り分け! ・医療費、美容費、イレギュラーなお金は現金で積み立てる * * * 家計簿が苦手でいままで続かなかった人も、使いやすいアプリなら続けられることも。まずは、自分に合った管理方法をみつけることが第一歩ですね。 編集協力/鈴出智里 文=徳永陽子