ロッテ22歳に「和田一浩を思い出す」の声 1軍9試合…異国で「変態ホームラン」に日本人驚き
ロッテ・山本大斗が豪州で右越えソロ
豪州ウィンターリーグ(WL)のシドニー・ブルーソックスに派遣されているプロ野球・ロッテの山本大斗外野手が1日、本拠地メルボルン・エーシズ戦で右越えソロを放った。異国で武者修行中の22歳は「4番・右翼」で先発。外角直球を低い弾道で放り込み、「和田一浩を思い出した」「それ入るんかい」と日本のファンを驚かせている。 【動画】「和田一浩を思い出した」 ロッテ22歳・山本大斗が異国で放った逆方向弾の動画 低い弾道でフェンスを越えていった。0-1の2回無死走者なし。山本はカウント2-2から外いっぱいの直球を弾き返した。打球はそのまま右翼席へ。11試合目の出場で派遣後初本塁打となった。同僚はベンチ前で笑顔を浮かべながら祝福。両腕で力こぶをつくって出迎える選手もいた。 動画を公開した豪州プロ野球(ABL)公式Xは「ダイト・ヤマモトが本塁打をかっ飛ばし、試合を振り出しに戻す!」とつづって紹介した。日本のファンは「これでカチ込むのか!」「意味わかんね」「それ入るんかい」「カブレラの流し打ち変態HR思い出したわ」と仰天。中には「和田一浩を思い出した。この弾道で逆方向スタンドインはやばいって……」と西武、中日で319本塁打を放った往年の大打者を想起した人もいた。 22歳の山本は、島根・開星高から2020年育成ドラフト3位でロッテに入団。2022年7月末に支配下登録され、2023年にはプロ初安打をマークした。1軍ではここまで9試合の出場に留まっているが、イースタン・リーグでは今季19本塁打、66打点で2冠に輝いた。豪州でも11試合で打率.333、OPS.899と存在感を発揮している。
THE ANSWER編集部