“愛嬌でここまで来た…”新卒女子に、話し方のプロ千葉佳織さんが授けた「信頼される魔法」
多くの人が恐れる「間」。間を味方にしよう
米久保 あと、私は端的に話すことが苦手で… 語彙力がない状態で、端的に言いたいことを伝えるには、どうしたらいいですか? 千葉さん 言いたいことを極力短く話すという気持ちを持つ。 私は「このワードに落とし込んでいこう」ということを考えながら、短く話すようにしています。 米久保 たしかに千葉さんは“間”を使っている印象があります。その“間”を使って、考えられているんですか…? 千葉さん すごく考えてます。 “間”がないと、言葉を考える余裕もない。ご質問をいただいたら、その結論になりうるキーワードをお伝えして、次に“間”を一瞬取って、構成を考えながら話します。 多くの方は、“間”を取るのが怖いって言うんですよね。 米久保 怖いです… 千葉さん でも、“間”を取って話した方が、一文が区切れるので相手が理解しやすいし、自分も考える時間がとれるので、お互いにとってポジティブなんですよ。 米久保 それはありがたい教え…明日からやっていこうと思います! 最後に、私のように社会人らしいコミュニケーションへの切り替えに悩む視聴者もたくさんいると思うので、アドバイスをいただけますか? 千葉さん 「話し方は努力で変えられます!」ということを宣言したいと思います。 会社に入ってうまくコミュニケーションできないとか、これまでと違う環境に戸惑う方は多いと思うんですけれども、話し方は、ポイントさえわかれば自分のものにできます。 スポーツや音楽と同様に、しっかり向き合うことができればより良くなっていく。そう信じて取り組むことがご自身の自信になっていくと思います。 「話す力は努力で得られる」ということを、ぜひお持ち帰りください。 米久保 めちゃくちゃタメになりました…ありがとうございました!! ――――― 千葉さんから教えていただいたコミュニケーション術は、有益なものばかり。 社会人何年目になっても、「数字は自分でつくる」「謙虚の自慢の間」など、意識するだけで日々の会話を向上させられそうです。 初登場した「よねみほ」の成長を、皆さんも見守っていてください!