「私、メリーさん」何度電話をかけても家に近づけない!?リアクションに困るメリーさんの予想外な展開に7万いいねのおもしろい【作者にインタビュー】
怪談系の都市伝説で有名な「メリーさんの電話」。電話のたびに近づくいてくるメリーさんに恐怖を覚える話だ。今回は、メリーさんを題材にした、伊東(@ito_44_3)さんの創作ギャグ漫画を紹介する。最近ではホラー展開しにくいメリーさんが多く、「怖いけど笑った」「お腹痛い」と人気を集めている。 【漫画】本編を読む ■現代では生きにくい?「メリーさんの電話」 7万いいね(2024年8月25日時点)がつく「詰んだメリーさん」のテーマは田舎。「私、メリーさん。今あなたの最寄り駅にいるの」と電話がくるものの、「ウチ田舎だけど大丈夫そ?」と相手の男の子は心配な様子。その後も目印ごとに電話がかかってくるが、「私、メリーさん。今ジャスコまであと100キロの看板のところにいるの」と言った返しに、「ウチその看板から30キロくらいだよ」と返され、絶句するメリーさん。想定外の遠さに、「迷子かよ」「最寄り駅の概念がおかしい」と、反響を集めた。 2作品目は、「タイミング最悪メリーさん」。こちらは、高速道路の運転最中にメリーさんから電話がかかってくる。電話口から「はぁ、はぁ」とメリーさんの荒い息づかいが聞こえてくるように、高速道路を走っているようだ。「なにも高速道路を走っているときにかけてこなくても」という運転手。どんどん距離が離れていく、そのとき。現れたのは「ターボばあちゃん」というホラー界隈では有名な幽霊だった。本作は、メリーさんとターボばあちゃんのコラボに2.3万のいいね(2024年8月25日時点)が集まる。 伊東さんがメリーさんネタが好きなのは、「都市伝説の中では、小さな女の子ってことで可愛いからです」と話す。さらに、メリーさんネタはバズることも多いのが特徴だ。「Xにメリーさん世代の人が多いからかなと思います」というように、定番ホラーをアレンジするのがおもしろいようだ。 毎日投稿を続ける伊東さん。作品は、描き下ろしを加えた5コマ漫画としてKindleで無料公開中。しかし、「これだけ描き続けていても、いまだに何がヒットするかはわからない」と、伊東さんは話す。「ルーティンにすることで、計画的に作業しています。今後も毎日投稿を大切にしていきたいと思っています。Xの反応がモチベに直結するので、いいね・リツイート・リプライなどいただけると励みになります!」 取材協力:伊東(@ito_44_3)