怒り心頭ロメロが「鬼の形相」でファンと一触即発 1913年から続く伝統のスーペルクラシコはまたも大荒れ
本人は謝罪
アルゼンチン最大の試合である「スーペルクラシコ」で、ライバルのリーベル・プレートに敗れたボカ・ジュニアーズのサポーターとボカのGKセルヒオ・ロメロが一触即発の事態となった。『THE Sun』が伝えている。 [動画]大荒れのスーペルクラシコ リーガ・プロフェシオナル第15節で激突した両者だが、合計で9枚のイエローカードが出される荒れた試合に。マヌエル・ランシーニのゴールでリーベル・プレートが勝利したが、終了間際のボカの同点ゴールがVARにより取り消されたことにより混乱が生じ、これに対する抗議でボカDFのクリスティアン・レマが退場。 試合終了後に事態はさらに悪化した。観客がロメロに対してフラッグを投げ、不満をぶちまけたことにより、同選手が激怒し鬼の形相で観客の元へ。チームメイトや関係者に引き剥がされそうになる中、ファンとの罵声の浴びせ合いを繰り広げた。 なお、ロッカールームに戻ったあと、地元の放送局に対して「ファンが私を侮辱した時、冷静さを失ってしまいました。そのファンには、心から謝罪します。当然のことです」と話している。 この敗北により、後期リーグで11位まで順位を落としてしまったボカだが、ロメロだけでなくマルコス・ロホやエディンソン・カバーニを擁しており、強力なメンバーを揃えている。ファンの期待に応え、来年のコパ・リベルタドーレス出場権を獲得することができるのだろうか。今後に注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部