落合博満氏 吉田正尚、鈴木誠也の日本人野手に厳しい評価「物足りない」「可もなく不可もなく」
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。レッドソックスの吉田正尚外野手(31)、カブスの鈴木誠也外野手(30)の日本人野手について語った。 メジャー2年目の吉田は今季108試合に出場して打率.280、10本塁打、56打点、2盗塁。落合氏は「故障者リスト(現在の負傷者リスト=IL)に入って、100試合ちょっとの出場っていうのは物足りない。今年DHでしょ。アメリカの場合、DHっていうのはもうちょっと高い数字を求められる。できることであれば、レフトを守りながらゲームに出られるっていう姿をつくり上げてくれた方がいいんだろうと思う。来シーズンに期待ですね」とさらなる成績の向上を求めた。 メジャー3年目の鈴木は今季132試合に出場して打率.283、21本塁打、73打点、4盗塁。本塁打は昨年マークした自己最多を更新し、3年連続で20本塁打を記録したが「鈴木は可もなく不可もなくっていうような数字なのかなと思うけどね」とこちらも厳しめの評価を下した。 鈴木も吉田と同様に守備に就いていないことが気になる様子。「右バッターで20本ホームラン打つっていうのは合格点といえば合格点なんだろうと思うけども、彼も途中からDHになったっていう経緯がある。彼もライトを守りながらゲームに出るっていうスタイルに戻していかなきゃいけないんだろうとは思います。彼も来年頑張るでしょ」と来季に期待していた。