iPhone 16のカメラコントロールに詰め込まれていた「アップルの技術と思い」
12月12日に公開したiOS 18.2では、生成AIを用いたApple Intelligenceがアップデートされ、カメラがとらえた画像をもとにしたビジュアル認識機能「Visual Intelligence」が追加されました(日本語の対応は2025年4月以降の予定)。Visual Intelligenceは、カメラコントロールの長押しで呼び出せます。 Piyush Pratik氏は「このAI全盛の時代、私たちはiPhoneのカメラで何ができるかを考えました。周りの世界を理解するためのインプット手段として使えないだろうか、と思いついたのがVisual Intelligenceです。その体験をカメラコントロールと統合するのは自然なことだと考えました。単押しでカメラの撮影体験が、長押しでVisual Intelligenceの体験がもたらされます」と、カメラコントロールの新たな活用の背景を解説しました。 「単なるシャッターボタン」とは根本的に異なる存在だったカメラコントロール、iPhoneのカメラ機能をより使いやすいものに変え、よりクリエイティブ志向にしてくれる存在だと感じました。iPhone 15以前のモデルを使っている人は、ぜひ一度試してほしいと感じます。
磯修