【MotoGP】スプリント3位モルビデリ、地元ミサノで超久しぶりの表彰台喜ぶ「これを求めていた。素晴らしい土曜になった」
フランコ・モルビデリ(プラマック)はMotoGPサンマリノGPのスプリントレースで3位フィニッシュを果たした。彼は久しぶりの表彰台を喜びつつ、更に良い結果を目指したいと話した。 【リザルト】MotoGP第13戦サンマリノGP スプリントレース結果 モルビデリはサンマリノGP予選で2番グリッドを獲得すると、スプリントレースでも表彰台争いを展開。トップ2には少し離されはしたが、3位という結果を持ち帰った。 スプリントレースではあるが、これはモルビデリにとって実に久しぶりの表彰台だ。彼が前回表彰台に立ったのは、ヤマハ時代の2021年スペインGPで、1225日ぶりだったのだ。 プラマックへ今季移籍し最新型のマシンで速さを徐々に上げてきたモルビデリ。久しぶりの表彰台を地元戦で獲得できたことに喜びもひとしおといった様子だ。 「これを求めていたんだ!」とモルビデリは語る。 「素晴らしい土曜日になったよ。僕らはとても上手く取り組むことができた。パフォーマンスは1日を通して素晴らしかったし、初日も同じように素晴らしかった。とてもポジティブな土曜日だ」 「ここ(ミサノ)は素晴らしい場所だ。友人や愛する人、駆けつけてくれたイタリアのファンのみんなとこのコースで、また美しい思い出をひとつ作ることができた。レースで良い結果を出すのは、いつも特別な味わいがある」 モルビデリはスプリントレースを通じて3番手を走行していたが、終盤はペースを落とした2番手のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)との差を縮めようとした。 ただ後方4番手からはドゥカティのエネア・バスティアニーニが猛追しており、そちらのディフェンスも必要となったが、相手のミスもあり3位を確保している。 「ラストラップでバスティアニーニが何か仕掛けてくるはずだと思っていたんだ。彼が終盤にどれだけ強いかは分かっていたし、今回もそのケースで、トライしてきたんだ」 「明日はまた状況が変わってくると思う。誰がソフトタイヤ、そしてミディアムタイヤを使ってくるか様子を見なくちゃね。レースが倍の距離になるけど、ペースはそこまで厳しくはないと思う。タイヤについては、僕もまだ決めきれていないんだ」
Lorenza DAdderio