全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦鈴鹿は野中誠太がポール・トゥ・ウイン。今季5勝目でタイトル争いは最終大会へ
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会は11月10日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで第18戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が逃げ切り今季5勝目を飾った。 【第18戦のスタートシーン】 第17戦から3時間強のインターバルで迎えた第18戦の決勝。天候は曇りで第17戦よりも雲が厚いなかで迎えた。スタートでは、ポールポジションスタートの野中がホールショット。トップで1コーナーに入っていくが、序盤は2番手につけた荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)がプッシュし僅差で続き、緊迫したトップ争いとなった。 ただ10周目が近づくころには、2台の差は拡大。野中は最後は3.051秒差をつけ、鈴鹿大会での2勝目、今シーズン5勝目を記録。2位は荒尾、3位は中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)となった。4番手にはケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が序盤浮上していたものの、反則スタートによるペナルティで5秒加算。4位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)となった。 第6大会で苦戦を強いられた小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)は5位に入ったが、この鈴鹿大会で小出と野中のポイント差は9点まで縮むことになった。マスタークラスは藤原誠(TEAM DRAGON 324)がトップでフィニッシュしたものの、反則スタートによる5秒加算のペナルティが課されており、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が第17戦に続き優勝を飾った。 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会 第18戦鈴鹿 決勝レース結果 Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid 1/36//野中誠太/PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC/12/1 2/2//荒尾創大/HFDP WITH TODA RACING/12/2 3/35//中村仁/モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC/12/4 4/38//小林利徠斗/モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC/12/3 5/50//小出峻/HFDP WITH B-MAX RACING/12/6 6/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM’S 320/12/7 7/1//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/12/5 8/5//入山翔/IRISアルビレックス-RT/12/8 9/4/M/今田信宏/JMS RACING TEAM/12/11 10/8/M/清水康弘/GNSY 324/12/9 11/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/12/10 12/13/M/藤原誠/TEAM DRAGON 324/12/12 天候:曇り 路面:ドライ ファステストラップ:野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC) 1'53.751 (3/12) ペナルティ: No.1は、競技結果に対して5秒加算 (全日本スーパーフォーミュラ・ライツ統一規則第31条10. (スタート手順違反)) No.13は、競技結果に対して5秒加算 (全日本スーパーフォーミュラ・ライツ統一規則第31条10. (スタート手順違反)) [オートスポーツweb 2024年11月10日]