60代、「ひとり時間」こそ人生を豊かにする。ストレスが軽減され、自信も生まれる
●6:「ひとりランチ」や「ひとりカフェ」の習慣を持つ
職場のお昼休みは同僚と一緒に過ごすのではなく、あえてひとりでランチを楽しんだり、カフェで過ごしたりする時間を意識的につくることも有効です。そのあとに、ちょっと散歩をすれば、さらにリフレッシュ効果は高まります。
●7:自宅に「ひとり時間用のスペース」をつくる
どうしても、家の中で女性は家族に遠慮がちになります。だからこそ自分だけのリラックスできるスペースを設けることも大事です。私は、自分のためにひとり掛けソファを購入しました。すると、不思議なことに家族はそこには座らない。自分の居場所をつくるために、クッションひとつでも自分専用にしてみることです。
●8:小さな習慣を取り入れる
ひとり時間はなにをすればいかわからない人は、毎日、5分や10分だけでもこういった習慣をつくってみるのはいかがでしょう。たとえば、朝に短時間の瞑想や深呼吸、夜に感謝のリストを書くなど。このような小さな習慣を続けるだけでも、ひとり時間が自然に増えていきます。 これまで日本社会には、「みんなと一緒がいい」という同調圧力や集団意識が強く根づいていましたが、SNSが盛んになった現在は、多様な価値観が認められ、個人の考えやライフスタイルを尊重する風潮が増してきています。だから「ひとりを楽しむ」ことが新しい豊かさの意味になると思っています。 ぜひ、1日に少しでも「自分時間」を充実させてみてください。
中道あん