60代、「ひとり時間」こそ人生を豊かにする。ストレスが軽減され、自信も生まれる
●ストレスの軽減
家族や仕事関係など、だれかのために生きている人は多いのではないでしょうか? 他人の期待から一時的に解放される時間をもつことで、精神的なリラックスを得ることができます。
●自己成長につながる
ひとりで考えることで、他人に依存せず、自分の力で解決策を見つける力が育まれます。これにより、自己成長が促され、自信が深まっていきます。
ひとり時間を意識的につくるコツ
ひとりの時間をもつことは、忙しい日常の中でも重要な自分を労わり、整えるいい機会だと思います。ひとり時間は意識的に取り入れようとしなければ、なかなか機会に恵まれないものです。なので、日常生活の中に工夫を取り入れ、しっかりひとりの時間をつくることが大切です。以下に、私が行っている具体的なアイデアを紹介します。
●1:スケジュールに「ひとりの予定」を入れる
まず、なによりも先に、ひとり時間を「予定」としてスケジュール手帳に書き込みましょう。私の場合は、「毎週木曜日はピラティスに行き、帰りにひとりでカフェでお茶をする」と決めています。その日は、14時からオフタイムにして手帳には目立つようにピンクのラインを引いています。
●2:早起きして、ひとり時間をつくる
15分から30分だけでも家族より早く起きて、ひとりの時間に使います。静かな朝の時間は、1日の計画を立てたり、心を落ち着けたりするのに最適です。この春から20分間の朝ヨガを始めてからは身心が整い、毎朝やる気スイッチがオンされます。
●3:家事を効率化し、余った時間をつくる
毎日の家事や仕事を効率化することで、生まれた時間をひとりの時間に変えることができます。シャツにはアイロンをかけない、ぞうきんは使い捨て不織布、掃除機は2日に1回、買い物はネットなど家事の効率化を進めて時間を余らせるようにしています。
●4:通勤や移動時間を活用する
通勤や移動の時間をひとり時間として活用します。バスや電車の中で読書したり、イヤホンでオーディブルを聴くなど、他人と関わらずに自分の時間を楽しむことができます。家の中でも、イヤホンをつけて映画を観ていれば、となりに家族がいてもひとりの世界です。
●5:リラックスタイムをルーティンに取り入れる
夜寝る前や仕事後のリラックスタイムを、ひとり時間として固定化しましょう。秋冬は入浴タイムも長くなるので、お風呂にゆっくりつかりながら顔を美容パックしたり、アロマオイルを入れてリラックスタイムにしています。お風呂の中でいいいい考えが浮かぶこともあります。