「集中できない」「暗記できない」お悩み別の勉強法をプロが解説!【体験談あり】
【お悩み5:苦手科目をがんばれない】 苦手科目は、勉強への意欲も上がりづらいもの。まずは、苦手科目の中でも、「ココならできる」点を見つけてみましょう。苦手科目とはいえ、じつは「ココなら解ける」「他よりも解きやすい」単元なら、勉強が進みやすくなりますよ。 また、どこができて、どこができないのかを明らかにすることで、苦手科目のつまずきの原因も見えてきます。苦手な部分がどこかわかるだけでも、人に質問しやすくなりますよ。 苦手科目について、小学生で特に注意したいのは、計算が苦手なケース。計算は、どんな単元のどんな問題を解くときにも関わってくるため、苦手解消が遅くなればなるほど苦労します。 ポイントは、今のつまずきよりも前の部分から振り返ること。全部マルになるような簡単な計算に戻って、演習を重ね、徐々に現在つまずいている部分に近づいていくようにしましょう。 また、小学生の場合は計算以外の苦手は、苦手解消を無理強いしすぎないことも大切。ますます苦手意識が強くなり、悪循環に陥ってしまいます。苦手科目の中でも「ここは得意だね」という部分を見つけてあげたり、その教科に興味が持てるようなことを話してあげたりすることで、科目自体が嫌いになってしまうことを防いであげたいですね。
注意したいNG勉強法3選
【作業しただけで問題を解かない】 「ノートまとめ」「教科書に線を引く作業」「単語帳を作る作業」。この作業だけで「勉強した!」と満足してしまっている場合は要注意です。 作業をすると、内容が頭に入る場合もあります。ただ、作業が目的になってしまうと効果が薄れる可能性も。これだと、時間ばかりかかって学習の内容が身に付きません。さらに、アウトプットが足りないため実践力が付かないことも。 作業だけに一生懸命になるのではなく、問題演習をして知識をしっかり身に付けていきましょう。演習を重ねることで、テストで問われやすい点もわかり、テスト本番にも強くなっていきますよ。