「集中できない」「暗記できない」お悩み別の勉強法をプロが解説!【体験談あり】
【お悩み2:暗記ができない】 暗記が苦手という場合は、二つのケースが考えられます。一つ目は、機械的に覚えることが苦手というケース、二つ目は一気にたくさん覚えようとするケースです。それぞれ、おすすめの勉強法を紹介します。 <ケース①機械的に覚えることが苦手な場合は、何かと結び付けて覚える> 暗記は、この英単語はこの意味というように、1対1で機械的に覚えていくことも必要です。しかし、それだけでは単調に感じて、覚えづらいと感じることも。そんな場合は、意味付けをしやすい工夫がおすすめです。 たとえば、英単語であれば自分の部屋や1日のスケジュールなど日常と結び付けて覚えるのもいいですね。漢字であれば、「圧巻のコンサートだった」というように、身近に感じられて自分がうれしくなるような例文を作って覚えるのもおすすめです。 <ケース②一気にたくさん覚えようとする場合は、反復学習と暗記が楽しくなる工夫を> 1回で10個も20個も暗記項目を覚えるのは難しいものです。暗記は、繰り返し取り組むことで少しずつ覚えていくことが基本。ゆっくりでもいいので、繰り返すことが大切です。脳は、何度も触れる情報は大切なものだと認識し、記憶しようとすると言われています。 とはいえ、暗記は先が見えないように感じることもあるもの。そうならないコツは、「これだけがんばった」と努力や成長を目に見える形にすることです。次のようなアイデアを取り入れてみてくださいね。 ・覚えた数だけシールを貼る ・単語帳の目次などに、取り組んだ回数を記入する ・暗記の確認に何分かかったかを計測。過去の自分と現在の自分とでタイムレースをする 【体験談】合格した先輩の勉強法 ・夜に暗記をする習慣を付けた。暗記は夜にやったほうがよいことは科学的に証明されているからです。時間が空きやすいので、習慣付けがしやすかったです。(東北大学・文学部) ・覚えたいこと、英単語や間違えた問題などを小さい紙に書いてポケットに常に入れておく。ちょっとしたスキマ時間や、信号待ちなどの時間でも見ることができて、よかったと思う。(秋田大学・理工学部)