オーストラリア人「おいしいと思った記憶はない」 日本で食べたら「おいしい」と印象が変わった食べ物とは
普段から食べ慣れている食材でも調理法や味付けが異なると、手を出しにくいと感じる一方で、新たなおいしさを発見することも。初めて日本を訪れたオーストラリア人夫妻も、同じ食材を母国で食べたときと日本で食べたときとでは、まったく印象が異なったそうです。いったい、どのような食べ物だったのでしょうか。 【写真】オーストラリア人が日本で食べて印象が変わった食べ物の写真 ◇ ◇ ◇
トランジットで初めての日本 東京と成田で2日間を満喫
トランジットのため日本に立ち寄った、オーストラリア人のジュディさんとマーレイさん夫妻。娘さんがカナダに住んでいて、ジュディさんたちが住むゴールドコーストからカナダへの直行便がないため、中間地点の日本に降り立ちました。 わずか2日の“寄り道”でしたが、ふたりにとってはこれが初めての日本。降り立った成田空港から東京へ向かい、観光を楽しんだそうです。 成田空港からほど近い、成田山新勝寺にも足を運びました。江戸時代から参詣客をもてなしてきたという面影が、色濃く残る成田山表参道。多くのウナギ料理店が軒を連ねており、成田の名物のひとつです。ジュディさん夫妻も日本で食べたもののなかで、もっとも心に残っているそう。 「印象に残っているのは成田で食べたウナギ。成田の名物だからとすすめられました。実はオーストラリアにもウナギはあって、子どもの頃に家の近くで獲ったウナギを母が調理し、焼いたものを食べたことがあります。ただ、おいしいと思った記憶はないんです。でも今回のウナギはおいしかったです」 脂がのっていて香ばしく焼かれたウナギは、甘辛いタレと絡み、ごはんとの相性も抜群。古くから愛され続ける日本の代表的な料理に、ジュディさんたちは舌鼓を打ったようです。 これから娘さんの住むカナダに向かうふたり。「娘や周りの友達は日本に何度も来ているのですが、私たちはチャンスがなくて。でも今回を機に、また来ようと思っています」とジュディさんは笑顔を見せました。次の訪日の際は、もう少し長い滞在ができるといいですね。
Hint-Pot編集部