ChatGPTが選んだ歴代プレミアベストイレブンに疑問の声多数「このAIは酔っ払っている」
ルーニーもデ・ブライネもいない
AIチャットボットのChatGPTが選んだプレミアリーグの歴代ベストイレブンに、疑問の声が多数挙がっているようだ。 AIが選んだイレブンはこうだ。フォーメーションは[4-3-3]で、GKにピーター・シュマイケル。DFは左からアシュリー・コール、リオ・ファーディナンド、ジョン・テリー、ガリー・ネビル。アンカーにロイ・キーン。インサイドMFはスティーブン・ジェラードとフランク・ランパード。3トップは左にライアン・ギグス、右にクリスティアーノ・ロナウド、真ん中がティエリ・アンリとなっている。 ここに選ばれなかった選手を挙げればキリがなく、それぞれのファンがそれぞれのお気に入り選手を持っている。そのため、当然ながらこの選出に多くの不満が噴出した。『THE Sun』によれば、ある者はポール・スコールズではなくジェラードが選ばれたことに眉をひそめ、「プレミアリーグで優勝していないのに先発メンバーに入るのはおかしい」と主張。またある者は「ケビン・デ・ブライネはどこだ?」と疑問を呈したという。カイル・ウォーカーではなくガリー・ネビルが選ばれたことも物議を醸したようだ。ちなみにマンチェスター・シティの選手はひとりも選ばれていない。 ウェイン・ルーニーもおらず、プレミアリーグの最多得点記録をもつアラン・シアラーもいない。あるファンは「このAIは酔っ払っている」とXに投稿した。ChatGPTがどこから情報を拾い、どのような判断でベストイレブンを導き出したのか興味深いが、好みのうるさいサッカーファンを満足させる答えは導き出せなかったようだ。
構成/ザ・ワールド編集部