コーヒーといっしょに食べちゃダメな食材はある?意外と知られていない要注意な組み合わせ
コーヒーと一緒に摂取する際、注意が必要なものは?
このようにメリットとデメリットのあるコーヒーですが、いっしょに摂取する食べ物によっては、デメリットを受けやすくなってしまうことがあります。それは、コーヒーと同じくカフェインを多く含んでいる「チョコレート」や「エナジードリンク」と呼ばれる飲料。 コーヒーとチョコレートは、お店によってはセットで出てくることもあるので意外に感じるかたも多いかもしれません。もちろん、味としての相性はよいのですが、カフェインの含有量という点で見るとチョコレートの種類によっては少し注意が必要なのです。 一般的なチョコレートの場合、100gあたりにおよそ30mgのカフェインが含まれているといわれていますが、カカオ分を多く含む「ハイカカオ(高カカオ)チョコレート」になると、100gあたり100mg以上含まれているものも。 ちなみに、「エナジードリンク」も商品によりますが、100gあたり40~100mg含まれています。ただし、1本あたり250mlほどあるものが多いため、1本で160mg以上含まれていることもあるため注意が必要です。 1日に安全といわれている摂取量に達しない場合であっても、気をつけて欲しいのが短時間にカフェインを大量に摂取すること。食品安全委員会の報告によれば、1度に200mgの摂取であればリスクは低いとされていますが、コーヒーとチョコレート(※1)、コーヒーとエナジードリンク(※2)といった組み合わせを短時間で飲食した場合にはこの数値を超えてしまう可能性が考えられるのです。 エナジードリンクをいっしょに飲むようなことは少ないかもしれませんが、チョコレートであれば味の相性がよいので知らずに組み合わせている人も多いのでは? もしそうであれば、デメリットを避けるためにも今後は量を控えたり、飲食のタイミングを分けて時間を空けることをおすすめします。 ※1……具体例として、コーヒー1杯(200ml=カフェイン約120mg)とハイカカオチョコレート80g(カフェイン約80mgと想定)程度。 ※2……具体例として、コーヒー0.5杯(100ml=カフェイン約60mg)とエナジードリンク140ml(カフェイン約140mgと想定)程度。