【メルカリ】実家の片付け、意外と売れるのはどんなもの?「着物が売れやすくなるコツ」も!
実家に眠る「着物」。どうやって売る?
実家に眠っていることが多いものとしては、着物がよく話題になります。シニア世代にとっては嫁入り道具の1つだったり、子どもの七五三や入学式・卒業式に使ったなど、たくさんの想い出が詰まっている着物。でも、今はほとんど出番がなく、たんすにしまいっぱなしになっているケースも少なくありませんよね。 本人が「これは手放したくない」と思っているものは別ですが、そうではなく、もう着ないものがあるなら、処分することでスペースをより有効に使えるようになります。 手放すかどうか悩む場合には、売ったお金をどう使うのか考えてもらうのもいいですね。例えばちょっとした旅行をするなど、前向きな使い道があると、手放すことへの抵抗も薄れていくのではないでしょうか。 持ち主が納得していないことには家の整理は進められないので、まずは、親御さん自身に何が必要で何が不要なのか、じっくり考えて気持ちを教えてもらうところから始めるのがいいでしょう。 ⚫︎着物は「布として出品」すると売れやすさがUP 一方で、今は着物の需要が減っているので、着物をそのままメルカリで出してもなかなか売れないというケースもあります。例えば有名な作家さんの着物や、人気の織物を使った着物であれば売れやすいですが、そうでない場合、違う方法も選択肢に入れた方がよさそうです。 その1つが、着物を「布として売る」こと。自分でバッグや服を作る「ハンドメイド」の材料として、メルカリで生地を探している人は案外多いんです。 特に着物の生地は独特のデザインで、その美しさが評価されていますよね。生地だけで手に入れるには価格も高くなるので、メルカリで探すというわけです。 出品する際は、着物そのままの形で出す方法もありますが、例えば30cm四方のはぎれにして売るのもいいでしょう。もし着物をいくつかお持ちならば、模様が違うはぎれをセットにすることもできますね。買い手からすれば、いろいろなデザインのはぎれが手に入るというのが大きなメリットになって、購入につながりやすくなります。 せっかくの着物を布として売るなんて……と切ない気持ちになるかもしれません。でも、このままずっとたんすの中にしまっているよりは、他の人に新しい形で使ってもらった方がいいという考え方も。 まずはいったん着物のままで出品してみて、売れなかったらはぎれにして再出品……というように、段階を踏んで整理していくのもおすすめです。