【メルカリ】実家の片付け、意外と売れるのはどんなもの?「着物が売れやすくなるコツ」も!
「いただきもの」は、出品するのが申し訳ない?
実家の押し入れや食器棚の奥の方に眠っていることが多いものの1つが、贈答品ではないでしょうか。結婚式の引き出物やお祝いのお返しなどでいただく、食器やタオル類……。ちょっとしたブランド品などで、もったいなくて使えずにしまったままになっていませんか? いただいたものなので、処分するにも申し訳ない気持ちが勝ってしまって、なかなか「売る」という一步が踏み出せないのはわかります。でも、使わないままで持っているよりも、他の誰かに使ってもらった方がよいのでは? 着物もそうですが、次の人にバトンタッチしていくという考え方が大切なんじゃないか、と筆者は思っています。 箱に入った贈答品を売りに出す際は、箱もセットで出品しましょう。注意したいのは未使用でも、長期間しまいっぱなしになっていたものは劣化するということです。タオル類などは生地が傷んでいることもあります。食器も傷はないにしても、少し黄ばんでいたり曇りがかっていたり。 そのような部分はダメージになるので、一度箱から出して写真を撮り、商品説明にも記載しておくとトラブルを防げます。「未使用ですが、長年保管していたものです」という一言を書いておくのを忘れずに。 商品が売れた後の梱包ですが、食器類は破損防止のためクッション材で包んで発送します。タオルのような柔らかいものなら、クッション材の使用は必須ではありませんが、濡れてしまわないようにビニール袋などに入れたいですね。 ビニール袋はあまり大きなサイズがないのですが、おすすめは100均で売っている30Lや45Lサイズのゴミ袋です。黒色であれば中身が透けないので、より使い道が増えますよ。
メルカリのルールには注意
メルカリでは「出品者とは別の第三者の商品を代理で出品すること」が禁止行為になっています。実家のものだからいいじゃないと思うかもしれませんが、そこに住んでいる親御さんの了承を得て、そして譲り受ける形を取ってから出品する必要があります。 いくら親子とはいえ、他人のものは他人のもの。勝手に処分するのはもってのほかですし、後で「あれがない、これがない」ともめたりするのも、やっぱり嫌ですからね。 このようなメルカリのルールに注意しつつ、実家にあるものを少しずつ片付けていきたいですね。 それぞれの品に、大なり小なりさまざまな想い出があるでしょうが、そのうちの多くは、いつかは手放すもの。もう使わないものを売ったお金を活用して、新たな家族の想い出をつくる……そんな循環も素敵ではないでしょうか。
川崎さちえ