好相性“ロングコート×インナーダウン”。長短のバランス感覚で洗練さを纏った3好例
膝まで覆うロング丈の外套に、保温性バッチリのインナーダウン。本格的な寒さに抗う術として、意識せずそのコンビに辿り着く人は少なくないだろう。 【写真15点】「好相性“ロングコート×インナーダウン”」の詳細を写真でチェック ただし、合わせ方に少し気を使うだけで、装いはぐっと洗練さを増す。それでは早速、3つの好例を拝見。
① 素材感とサイズ感でダークトーンをリズミカルに
荒木大輔さん 黒、ネイビーといった普遍的な色を巧みに使いこなす。その手腕において、スタイリスト荒木さんの右に出るものはそういない。この日は、素材感とサイズ感の温度差で冬のダークトーンをリズミカルに仕上げた。 ロングコートとインナーダウン、その質感とレングスに明らかな違いを持たせることで、品のいい奥行きが生まれる。コートの襟と重複しないよう、ダウンはノンカラーですっきりと。
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② 丈感のコントラストを強調したコート&インナーダウン
中村和暉さん(26) 丈感のコントラストが強調されたコート&インナーダウンの組み合わせ。前者はコモリ、後者はエル・エル・ビーンというブランドチョイスがユニークで、ラフさのあるスウェットパンツが両者をうまく取り持っている。 コート裏地のモコモコした質感も、ナイロン系同士で合わせたトップスのアクセント付けに貢献。アーバンスポーツな足元選びもハマり、全身からグッドセンスが香る。
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③ Wダウンが生んだダークな色味のグラデーション
細淵 亮さん(45) インナーダウン付きの古着コートの内側に、もう一着ダウンを投入。当然のように暖かく、ダークな色味のグラデーションも生まれる。アウターのたっぷりとした身幅を活かす、気分が上がるレイヤード術だ。 コートのシルエットと差をつけることなく、パンツもゆったり目をチョイス。そのリラックス感に連れられてか、軍モノアウターの雰囲気もワイルドではなくマイルドに。
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◇ 防寒はバッチリ。ルックスにまで気を配れば鬼に金棒。インナーダウンとのさらなる気持ちいい合わせを見つけ出し、カンペキなロングコートダディを気取ってみる?
OCEANS編集部