なでしこジャパン宮澤ひなた「サッカーを通じて少しでも元気を届けられたら…」能登半島地震復興支援マッチに向けて意気込みを語る
スポーツジャーナリスト・中西哲生と横山ルリカがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」。来る7月26日(金)~8月11日(日)に「パリ2024オリンピック(以下、パリ五輪)」が開催されますが、その直前の7月13日(土)には国際親善試合「MS&ADカップ2024~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~」がおこなわれる予定です。そこで「なでしこジャパン めざせ!世界No.1」のコーナーでは、この国際親善試合をより楽しむために、さまざまなサッカー関係者をゲストにお迎えしてお届け! 6月28日(金)の放送では、6月24日(月)におこなわれた公開収録の模様をオンエア! ゲストにパリ五輪の代表にも選出されている、なでしこジャパンの宮澤ひなた選手をお迎えして、「MS&ADカップ2024」に向けての意気込みなどを伺いました。さらには宮澤選手がリスペクトしている元なでしこジャパンの川澄奈穂美選手にも加わってもらい、お互いの印象についても伺っていきました。
1990年生まれ、神奈川県・南足柄市出身の宮澤選手は、高校卒業と同時に日テレ・ベレーザ(現:日テレ・東京ヴェルディベレーザ)に入団。日本代表としては2015年にU-16で初招集されて以降、年代別代表に名を連ね、2018年になでしこジャパンに初選出。昨年に開催された「FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023」では5得点をあげ、日本人では澤穂希さん以来の大会得点王に輝きました。そして、現在はマンチェスター・ユナイテッドWFC(イングランド)で活躍しています。
◆兄の影響でサッカーの道へ
まずは宮澤選手がサッカーを始めた経緯について伺うと、「4歳ぐらいの頃に兄がサッカーをやっているのを見て“楽しそうだな”と思って。あと(当時通っていた)幼稚園でも週に何日かサッカースクールみたいなものが開かれていて、そこで始めたのがきっかけです」と語ります。 その後もサッカーを続け、2018年には念願のなでしこジャパンに初選出されましたが、当時の心境を伺うと「小さい頃から夢見ていた場所に自分がいる現状がよく分からなかったというか、しかも、テレビで観ていた先輩方と一緒にボールを蹴っているのが信じられなくて……とにかく、毎日の練習で(先輩に)会うたびに緊張していた思い出があります」と振り返ります。