横浜流星やチョン・ヘインなど豪華セレブが集った、ディオールのウインター メンズ コレクション ショーをリコメンド
メゾンにおける、プレタポルテとオートクチュールのコントラスト
ディオールは1月19日(金)午後2時30分 (現地時間)、パリのエコール ミリテールにて2024-2025年ウインター メンズ コレクション ショーを発表しました。キム・ジョーンズによるコレクションは実用性と豪華さ、プレタポルテのリアリティとオートクチュールのドラマチックさが、実際の有用性を考慮しながらも詩情豊かに組み合わされています。 【来場セレブスナップ写真集】横浜流星、北村匠海、チョン・へインーー ディオールのメンズ・パリコレクションに豪華セレブたち
バレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフ
今コレクションのインスピレーションの源となったバレエダンサーのルドルフ・ヌレエフ。実は、キム・ジョーンズの人生に密接に絡み合っています。というのもキム・ジョーンズの叔父であるコリン・ジョーンズは元々バレエダンサーであり、ヌレエフとの交流がありました。その後、フォトグラファーとなってからはエヌレフの写真も撮っています。 そこで今回のコレクションでは、そんなルドルフ・ヌレエフの人生というメタファーの中でバレエの美を讃え、アーティスティック・ディレクターにとって叔父であるコリン・ジョーンズにオマージュを捧げたものなのとなりました。
テーラリングはこれまでにないボリュームで再構築
メンズクラブとして注目したいのは、デイオールのテーラリング。中でも1947年にムッシュ ディオールがデザインした「バー」ジャケット(キム・ジョーンズが再解釈し、メンズ ワードローブの新しいアイコンに)は、キム・ジョーンズがディオールで初めて手掛けたコレクションで発表した「オブリーク」のシルエットと組み合わされ、マスキュリンで新しいスタイルに落としこまれています。 その他にも60~70年代の直線的なラインが生かされながらも、リッチなオフトーンのウールメランジで仕立てた美しいスーツ。シングルブレストのシンプルなジャケットにゆるやかなフレアパンツの組み合わせが新鮮なものまで、数多くの新しいスタイルを生み出しています。スーツ市場に元気がない今だからこそ、注目したいコレクションと言えます。
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