大阪府・吉村知事が定例会見5月14日(全文4)早期に危険察知する仕組み必要
危険な兆候を察知する仕組みが必要
なので、できるだけ早い段階で、危険な兆候を察知する仕組みが要ると思ってます。それが今ないから、僕らは大阪モデルを作って判断していこうというふうにやってるわけですけど、K値モデルもまさにそれを想定できるものになってますので、その考え方というのはどういうものなの。で、大阪が早くリスクを、兆候を、第2波、第3波の大きな波の兆候を察知するには、どういうふうにしていったらいいかというところを、専門家としてのアドバイスをお聞きしたいなと思ってます。 なので、これについては大阪府の専門家会議の、例えば砂川先生、疫学調査でオブザーバーで入っていただいてますが、砂川先生と同じような立場で、一度オブザーバーでもし中野教授が大丈夫であれば来ていただいて、いろいろK値の話とか、それを大阪に当てはめたらどうなのかとか、どういったときに注意しなきゃいけないかとか、そういったことのアドバイスを受けたいと思ってます。 時事通信:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。
協力してきた事業者に言いたいことは?
毎日放送:毎日放送、柳瀬です。よろしくお願いします。冒頭にもありましたが大阪モデルが今日の夜、達成していれば16日から段階的に解除というふうなことなんですけれども、事業者の皆さんにとってはおよそ1カ月、2カ月ほど休業をされてきたわけですけども、あらためて、今日の夜なのでまだ解除されるかどうかは決まったわけではありませんけれども、事業者の皆さま、皆さん協力されてきたと思うんですが、そこに対して知事からの何かありますでしょうか。 吉村:この間、感染を抑えるという、命を守るというために多くの事業者の皆さんにご協力をいただきました。これは本当に感謝を申し上げたいと思います。その協力があって感染拡大を抑えられたというふうに思っています。今日、緑のランプがつくかどうか、今日は最終になりますが、それは緑のランプがつくということがあれば、やっぱりそれは休業に協力していただいた皆さん、それから外出自粛に応じていただいた皆さんの協力があってのことだというふうに思ってるから感謝を申し上げたいというふうに思います。 ただそこがゴールではないので、またこれは油断をすれば黄色のランプがつき、赤のランプがつくというのは、これは十分あり得ますから、なんとか緑のランプで押さえ込みながら社会経済を復活させていくと。そこに、まだゴールではないですが、そこを目指してぜひまたご協力をいただきたいと思いますし、僕自身も難しい判断ですがウイルスとの共存、社会経済生活と感染拡大を抑えるというのをなんとか両立でやっていきたいと思いますので、ぜひまたそういったことと共にお願いしたいと思います。