【全日本】選手会長・宮原健斗「団体として今年は躍進の一年。三冠ベルトをもう一度巻く!」
2024年1月選手会長に就任し、全日本の躍進を支えた宮原健斗。レスラーとして2019年以来2度目のチャンピオン・カーニバル制覇、だがファンは三冠王座を腰に巻く宮原の姿を待ち望んでいる。2023年2月、永田裕志に敗れて以来宮原は三冠王座を腰に巻いていない。今年は5月に安齊、9月に青柳と2度挑戦したがベルト奪取は叶わなかった。その宮原が今年を振り返る。 【写真】入場シーンからファンを魅了する宮原健斗 ――宮原選手は今年1月から選手会長に就任し、今までとは違った立場で全日本プロレスを見てきたと思いますが、今年1年を振り返っていかがですか? 宮原:全日本プロレスにとって躍進の1年になりました。観客動員もそうですが、いろんなものの数字が上がり、プロレスを見たことがない人たちにも突き刺さったんだと思います。来年はさらに上を目指しているので、今年は躍進の1年目といったところでしょう。 ――「レスラー宮原健斗」としてはいかがでしたか? 宮原:今年はまだ大晦日が残っていますが、常に三冠ベルトを狙っています。僕自身、他の誰かにベルトを譲るつもりはないので。
――全日本プロレスが躍進した理由の1つに、若手が育ってきているというのが挙げられます。選手会長として、若手の成長具合を見てきていかがですか? 宮原:プロレス業界全体が新時代に移り変わろうとしてる中で、全日本プロレスは先駆けだと思います。全日本プロレスの新時代の選手はタレント力が強い。それは、個性を出さないと生き残れないというシビアな部分でもあります。 ――先輩として若手選手にアドバイスをしますか? 宮原:いやいや、そんなことはしません。もちろん、デビューしたてで何色にも染まっていない時であればアドバイスを言うかもしれませんが、今の新時代の選手は既にスター選手ですから。 ――2025年の目標をお願いします。 宮原:団体全体としてはさらに躍進し「全日本プロレスを日本全国に届けたい」という目標は来年も変わりません。沖縄大会も決まってます。 プロレスは会場で観るのが1番いい。北は北海道から南は沖縄まで、全日本プロレスの”熱量”を届けに行き、それをお客さんに観てもらう。ということを来年も継続してやっていきます。 ――個人的な目標は? 宮原:もちろん三冠ベルトをもう1度巻く!ファンのみんな待っててくれ!!
取材/大楽聡詞 文/#ミライ