Y2Kとともに再ブーム:バレンシアガとのコラボで火がついた、クロックスの新しい姿
どの家庭にも一足は置いてあるといいかもしれない、クロックス。ご近所に、お仕事に、アウトドアに…クロックスはその履きやすさから、私たちの日常生活には欠かせない靴となっている。 クロックスが日本に上陸してから19年。2006年にはブームとなり、一時期はタウン仕様としても人気を博していたが、認知度が高まる一方で、街ではあまり見かけなくなっていた。そして今、身近な存在として定着したクロックスが、再び脚光を浴びているのを知ってだろうか? 今回は、ジビッツチャームのデコレーションでも注目されており、最新のクロックス事情を深掘りしたい。
Y2K ブーム!最新のクロックス
ハワイでは、タウン仕様でも履けているクロックスだが、日本ではどのようなイメージがあるだろうか。 2000年代の流行の時は、「流行の靴」としてあちらこちらでよく見かけていたが、今では「カジュアルな靴」として印象の方が強いかもしれない。 アウトドアや作業時など、オシャレとして履くよりも、その利便性と求めやすい価格という印象が近年では上回っていた。言い換えると、クロックス自体が私たちの生活に溶け込み、身近な存在になってきたとも言える。 現在では、若者の流行ではなく、シニア層にも「履きやすい靴」としてクロックスは認知された。クロックスが日本に上陸してから20年近く経ったとはいえ、ここまで全国的に認知されて広まったことは凄いことだ。 そんな身近な履きやすい靴として認知されているクロックスが、再び「タウン仕様のオシャレな靴」として人気が戻っている。
最初のきっかけはバレンシアガだ。ハイブランドとしても、ストリートファッションとしても人気のバレンシアガとクロックスが、2018年にコラボレーションをしたのがきっかけで注目が集まっています。 ハイブランドとのコラボレーションが決定し、その価格は発売当時で9万円以上。通常の時計の10倍以上の価格から、発表とともに話題になりました。 同時に「Y2K」ブームも到来し、厚底の「メガクラッシュクロッグ」も登場。ハイブランドのクロックスとまではいかないものの、クロックスが若者に再び「イケてる靴」として認知されるようになった。