小池都知事が定例会見5月13日(本文1)シャンシャンの中国返還、12月末まで再延期
上野のシャンシャン、6月に5歳の誕生日
と、ご覧いただいたんですが、こちらシャンシャン。シャンシャンの中国への返還についてでありますけれども、今年の6月30日まで延期となっていたんですが、このたび中国側との協議で返還期限を令和4年の12月31日まで再度延期をすることになった。これは新型コロナウイルス感染症の影響でございまして、前回の延期と同様で、日中双方の専門家の渡航がいまだに困難な状況にあるということから、今しばらくシャンシャンは上野で活躍をしてくれるということです。 ちなみにそのシャンシャンですけれども、6月には5歳の誕生日を迎えるんですね。また、双子のシャオシャオとレイレイも、早いもので6月には満1歳を迎えるんです。上野動物園では3頭の誕生日を記念したイベントを実施する予定としておりまして、イベントの詳しい内容、あらためてお知らせしますが、多くの世代の皆さまにシャンシャン、そして双子の成長をお祝いしていただきたいと思います。双子の観覧ですけれども、こちら抽選制となっておりまして、入園については引き続き事前予約が必要ということになりますが、かわいい上野のパンダたちにぜひ会いに来ていただきたいと思います。以上4点、私のほうからお伝えをいたしました。じゃあお返しします。
中東産油国訪問時、エネルギーに関する働き掛けは?
日刊工業新聞:ありがとうございます。幹事社、日刊工業新聞、神崎です。幹事社から2点お願いいたします。まず、あすからの知事の海外出張に関してですが、今回のクウェート、アブダビの訪問は、国産ワクチンの開発の推進と若者の交流促進が目的ということですけれども、一方で世界のエネルギー市場は大きく揺れています。こうした中で産油国を直接訪問する貴重な機会となるわけですけれども、エネルギーに関する対話の機会を設けることであるとか、何か働き掛けを行う可能性はあるのでしょうか。 それから2点目ですが、これはちょっとやや情緒的な質問かもしれないんですけれども、知事は70年代の第1次オイルショックの当時、まさにその震源地におられたかと思います。くしくもこれに匹敵するようなエネルギー危機に直面するさなかに、再びアラブ諸国を訪れることになった巡り合わせのようなものにもし特別な思いがあればお聞かせください。以上2点です。 小池:ご紹介いただきましたように、あすから中東の2カ国を出張で回ってまいります。ウクライナ情勢、厳しさを増していて、それによって原油価格が高騰するなど、乱高下しておりますし、各国によっては非常にこのエネルギーの確保ということ、これは日本も含めてでありますけれども、安定供給というのは苦労する部分、また、重要な課題として、それぞれ、国内的にもいろんな工夫が必要な場面であります。コロナでこの間もなかなか海外に出ることはできず久しぶりの海外出張になりますが、特にこの間、姉妹都市等の関係もありますけれども、この際、中東を選びましたのも、やはりもともとの人脈があることや、今回訪れるクウェートの前の、シェイクアミールがお亡くなりになった弔問のためでもございます。そしてクウェートのほうでは、これからのワクチン開発もそうですし、それからエネルギーについても、クウェートからの原油も日本の全体の6%ぐらいだったかと思います、占めているという中で、いろんな協力をこれからも強化していくような話になろうかと思っております。 それからアブダビは、昔から、これ、中東全般そうなんですけれども、非常に日本に対して、また、日本語に対しての興味が、今の若い世代も含めて、アニメの影響もありますけれども、非常に強いんですね。教育での連携というのは、これは最大の投資になっていくというふうに思います。こういうことを、特に日本の教育に対しての興味の高いアブダビを訪れるということで、教育関連での交流ということができるのではないだろうか。いろんな現地の事情などを確認しながら意見交換をしていきたいと考えております。