小池都知事が定例会見5月13日(本文1)シャンシャンの中国返還、12月末まで再延期
新規感染者数は下げ止まったのではないか
NHK:NHK、中島です。よろしくお願いします。都内の感染状況についてなんですけれども、新規陽性者数は連休よりは上がってきて、連休前の水準に近づいてきていると思います。連休中は検査が少なかったりとか、まだ判断できない部分はありますけれども、少なくとも下げ止まっているというふうに見えるのではないかと思うのですが、これについて知事の見方をあらためてお伺いできればと思います。 もう1点、昨日のモニタリング会議で賀来座長が、マスクの着用の在り方について専門家ボードでも検討していくというお話がありました。都としてこのマスクの着用について、あらためてどういう対応を取られるのかというのと、国のリーダーシップとの兼ね合いも含めてご見解を伺えればと思います。 小池:まずゴールデンウイークが明けまして、この間も、人流が普段とはかなり違うということも考慮し、また、休みでいろんな報告が、普段のときとは山谷が少し時間的にずれるということは、織り込んではおります。また一方で、重症者数や、そして病床の使用率、こちらのほうの数字もよく確認をいたしておりまして、この点については、遅行指数である傾向が強いんですけれども、しかしながらそれぞれの数字については、後半の数字については抑えられているものであるというふうに思います。ここは、ですからその意味で、何度もこの言葉使ってますけれども、ここは頑張って、頑張りどころではないか、そしてゲームが変わっていくと、これだけのワクチンを、接種も20代、30代の方にさらにお願いしておりますけれども、これらのことの積み重ねによって、去年やおととしのようなゴールデンウイーク明けとはちょっと違ってきている。そのことのためにご協力を引き続きお願いしたいと。うん? いいですか。
統一的な形での情報発信をお願いしたい
それからマスクについてのお尋ねがございました。今日もいろいろ報道を見てまして、また、きのうの総理のご発言等を見ておりますが、やはりどういう場面でどのようにというのを、これは都民のみならず国民の皆さんが、多くが非常に関心を持っている事項であります。ですから、科学的な知見も必要になってくる。みんな、もう熱中症で苦しくなるんじゃないかとか、子供さんは大変だよねと、そういう思いはみんな共有していると思います。そこを、やはり科学的知見とともに、どうすればコロナ対策として有効なのかということを統一的にご発言、政府とすれば発言して、また、まとめていただきたいと思っております。あんまりいろんな意見が政府内から出てくると余計、皆さんどうしたらいいのかと思われるのではないかと思いますので、統一的な形での情報発信をお願いしたいと思います。そしてまた、快適な夏を過ごすためにも、ここはコロナに対してのご協力をよろしくお願い申し上げたいと繰り返して申し上げます。 NHK:知事、すいません、追加で申し訳ないんですけれども、先ほど国の統一的な見解が欲しいということでしたけれども、賀来座長も専門家ボードでも検討すると言っていらっしゃいましたけど、これとの兼ね合いというか、そこはどういうふうにお考えでしょう。 小池:専門家ボードでも科学的なお考えについてアドバイスをいただくこととなります。メンバー、かなり政府と重なってる方も多いわけですので、そういったところで統一的なメッセージを出していただく、また、それに対しての細かなアドバイスについて、またiCDCのほうでもお願いをしていくという合わせ技になるかと思います。 NHK:分かりました。ありがとうございます。 小池:では朝日新聞の笠原さん。どうぞ。 【書き起こし】小池都知事が定例会見5月13日 全文2に続く