暑すぎて「乾燥機」がなくても洗濯物が乾きます。乾燥機の使用をやめたら毎月どのくらい「電気代」が変わりますか?
※筆者作成 仮に1日1回浴室乾燥機を使用すると、100ボルトの製品では月に約870円(29円×30日)、200ボルトの製品では月に約1500円(50円×30日)となります。これに対し、浴室乾燥機を使用せずに自然乾燥に切り替えた場合、この金額がそのまま節約できることになります。
乾燥機の電気代を節約する方法
洗濯乾燥機と浴室乾燥機の電気代を節約するための方法をご紹介します。 ■洗濯乾燥機の場合 経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」によると、衣類乾燥機の省エネ方法について、「まとめて乾燥し、回数を減らす」ことと述べています。 ただし、容量以上に洗濯をしてしまうと乾燥時間が長引いてしまい、電気代が多くかかってしまうおそれがあるので注意が必要です。 また、速乾モードは便利ですが、電気代が多くかかります。電気代を節約したい場合は、速乾モードの使用は最小限にとどめましょう。 さらに、室温や湿度を管理することも重要です。室温が高いと乾燥時間が長くなり、その分電気代がかかります。また、湿度が高い場所では洗濯物が効率よく乾きません。 ■浴室乾燥機の場合 浴室乾燥機を使用する際には、フィルターを定期的に掃除することが重要です。フィルターが汚れていると、乾燥効率が下がり、電気代がかかるでしょう。 浴室内の水分を取り除くことも大切です。浴室に水分があると、衣類が乾くまで時間がかかります。浴室乾燥機を使う前に、浴槽の水を抜いたり、床や壁の水を拭き取ったりするといいでしょう。
乾燥機の使用をやめると月に600円~1900円ほどの節約が可能
乾燥機を使用するのをやめて洗濯物を干すことは、種類や機能により幅はありますが、電気代節約に大きな効果があります。天候や季節が許す限り、洗濯物を外で干すことは、衣類を新鮮な空気で乾燥させるだけでなく、電気代の節約にもつながります。可能な限り自然の風で乾燥させてみてはいかがでしょうか。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 衣類乾燥機 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部