ヘルナンデスはSNSのアイコンをドジャースのユニホーム写真から、オールスター時のジャケット姿に変更した。(C)Getty Images

　ロサンゼルス・ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデスを巡って、複数球団が争奪戦を繰り広げている。再契約を望むドジャースのほか、フアン・ソトを獲り逃したニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックスのほか、テキサス・レンジャーズやボルティモア・オリオールズなど、右の強打者を求めている。 【動画】テオスカー・ヘルナンデスの2024年ポストシーズン・ハイライト！ 　そんななか、米スポーツメディア『EssentiallySports』は、ヘルナンデスのSNSに注目。「ヘルナンデスのXのプロフィール写真は、ドジャースのユニホームを着てワールドシリーズのトロフィーを手にしている写真だった。しかし、それを変更した。これは何かの兆しだろうか？」と勘ぐった。 「ワールドシリーズはもう過去の話であり、古い写真を更新するのは時代遅れではない」と深い理由はない可能性も指摘した。 　また、米誌『Sports Illustrated』も、争奪戦の最中でドジャースのユニホームを“脱いだ”ヘルナンデスのアイコン変更に着目。「プロフィール写真からドジャースを削除した」と伝えている。 　 「ドジャースとヘルナンデスの再会は、もはや保証されていないようだ。ソトがメッツと契約合意する前、ドジャースはヘルナンデスと契約する時間はあった。ソトが市場から消えたいま、多くの球団がヘルナンデスに目を向けている。12月８日にドジャースは同じ外野手のマイケル・コンフォート（前サンフランシスコ・ジャイアンツ）と契約を結んだが、なぜドジャースとヘルナンデスの交渉が進んでいないのか。もし再契約できなければ、2024年の重要な優勝メンバーがいなくなってしまう」 　ワールドシリーズを制した後の優勝セレモニーで、ヘルナンデスは涙を流しながらドジャースへの残留を訴えていた。はたしてヘルナンデスはどのような選択をするのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部