【闘病】ステージ4の「下咽頭がん」でも声帯は残したかった… 役者生命もかけて
編集部まとめ
俳優として活動されている中村さんにとって、命を取るか声を取るかという選択は非常に心苦しい選択だったと思います。「どうしても声を失いたくない」という強い気持ちからサードオピニオンを受け、無事声を残すことができ、本当によかったです。 辛い闘病生活を経て、再び俳優として活躍されている中村さんのように、あきらめずに信じ続けることが大切だと、お話を聞いて感じました。
【体験者プロフィール】 中村 拓 さん 東京都武蔵野市在住。1968年生まれ。「天才ナカムラスペシャル」の名前で役者・アーティストとしての活動をする。2020年10月、喉に違和感を覚え耳鼻咽喉科を受診。大学病院にてステージ4の下咽頭がんと診断される。がん専門病院にて声帯を残したまま喉の腫瘍部分だけを切除する部分摘出を行う。現在は毎月1回通院し、定期健診、CT、MRI、胃カメラなどを行いながら経過観察中。朗読ユニット「犬儒派リーディングアクト(https://kenjuha2022.stage.corich.jp/)」を主宰。
【この記事の監修医師】 森崎 剛史 先生(耳鼻咽喉科専門医/内分泌外科専門医) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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