「非常に可能性が低い」大谷翔平、日本開幕戦での投手復帰は無しか!? ドジャースは慎重「理想的なシナリオは…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、来季から投手に復帰する見通しだ。しかし、東京ドームで開催される日本開幕戦において、マウンドに立つ可能性は非常に低いと、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督が明かした。米公式サイト『MLB.com』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は2023シーズンの終盤に右肘靱帯を損傷し手術を受けたことで、2024シーズンは一度も試合で投球しなかった。10月26日(日本時間27日)に行われたニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼するアクシデントに見舞われたが、今オフに手術を受けた後から投手復帰に向けたリハビリを再開している。ただし、ドジャースは大谷の投手復帰のタイミングを慎重に見極めているようだ。 2025年3月18日(同19日)と19日(同20日)に東京で行われる2試合で、大谷を投手起用する可能性について、ロバーツ監督は「非常に可能性が低い。3月から時計をスタートさせて、10月まで継続させようとは考えていない。そうなるとシーズン途中での中断や休養が必要になるので、分からない。まだ可能性は低いと思う」と語り、投手起用しないことを示唆した。 また、ドジャースでゼネラル・マネージャーを務めるブランドン・ゴームス氏は「シーズン序盤の試合は非常に重要だが、シーズン終盤に向けて大谷をピークに導くことができれば、それが理想的なシナリオだと考えている。しかし、序盤に多くのイニングを投げる選手もいるので、彼の調子を見ることがすべてだと思う。彼は明らかに今、唯一の選手だ。彼は打撃面でも負担が大きいので、そのバランスをうまく取る方法を考えなければならない」と述べ、慎重な姿勢を見せている。
ベースボールチャンネル編集部