高品質な寿司がランチはほぼ半額!『SUSHI BANYA KAI 品川店』の「板前スクールランチ」が超人気のワケ
人気寿司店『SUSHI BANYA KAI 品川店』のお得なランチを体験。そこで働く女性寿司職人に話を聞いてきた
日本が世界に誇る料理、寿司。新鮮な魚介類を酢飯の上に乗せたシンプルな料理でありながら、世界の食通を魅了し続けるキング・オブ・日本食です。日本各地に名店があり、日々職人たちが研鑽を重ねています。価格は数万から数千円まで幅が広いですが、良い寿司を食べようとすると、価格も高額になりがちなのも事実。 【画像】「板前スクールランチ」で提供される美しい寿司の数々はこちら しかし東京・品川に、高級かつ上質でありながらリーズナブルに寿司をいただけるという店を見つけました。それが、『SUSHI BANYA KAI』。低価格で上質な寿司をいただける理由は何なのか? その秘密を探るべく、現地へ。実際に寿司をいただきながらその秘密を探ってきました。
同店が店を構える場所は、東京・品川駅。品川駅港南口から徒歩5分ほどのグランドセントラルタワー1階にあります。事前に調べた情報によると、連日満席で特にランチが人気だそうです。どうやらその人気の秘密は、このお店の仕組みである「職人育成店」というところにポイントがあるようです。今回は、その味わいや低価格のカラクリを身をもって体験してきました。
通常の半額近い価格で味わえる「板前スクールランチ」
実はこの『SUSHI BANYA KAI』では「板前オープンスクール」という取り組みを実施しています。「寿司職人になりたい」という人の中から志の高い人を入店させ、ベテラン職人と一緒にカウンターに立たせて実践で「寿司のなんたるか」を覚えていくというシステムです。 献立は8000円程の料理内容ですが、品川店のランチでは板前スクール生が握る「板前スクールランチ」として、4840円(税込)でいただけます。ランチが通常価格よりも安い理由は、まだ修業中の寿司職人が握るからなのです。 全16品にも及ぶ豪華なコースがこの価格でいただけるお得感、そして(修業中ではあるものの)本物の味を提供する若手職人のフレッシュな接客の楽しさもあり、この「板前スクールランチ」は特に人気なのだそうです。
いざ「板前スクールランチ」を実食。お通しのもろこし豆腐にはじまり、主役の7貫の握りとなる本鮪の中とろ、大とろ、天然平目昆布〆、金目鯛、鰹たたき、縞鯵、帆立が1貫ずつ提供されます。 ネタごとに身の硬さや質感が違うはずなのに、すべて美しい湾曲を描いており、口の中で綺麗にほぐれてくれるシャリの握り具合も一流の味わいです。