「代理人と連絡を取っている」 ラージョを半年で退団濃厚のMFハメス・ロドリゲス。複数の南米クラブが獲得に関心か
ラージョ・バジェカーノとの契約解消が決定的となっているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに、複数の南米のクラブが獲得に興味を示しているようだ。『as』のコロンビア版が、現地時間7日に報じている。J・ロドリゲスは、昨夏に4年ぶりにラ・リーガに復帰したものの、退団が濃厚となっている。 2023年夏にサンパウロに加入したが、輝きを放てなかったJ・ロドリゲス。それでも、コパ・アメリカ2024では、主軸として準優勝に貢献。代表での活躍が評価され、昨夏は多くの欧州のクラブが関心を示していたなか、今季でクラブ創設100周年を迎えたラージョへの加入が決定。しかし、期待値も高かった33歳のMFだが、ここまで公式戦7試合の出場で、205分の出場に留まっている。 そんなコロンビア代表の10番は、2026年のFIFAワールドカップ(W杯)参戦を目指すため、出場機会を確保できるクラブへの移籍を希望。今年6月30日まで残る契約を解除するため、クラブとの話し合いが進んでおり、間もなく正式に発表されると複数のスペインメディアが報じている。退団が決定的な状況のなか、すでに複数のクラブが獲得を検討しているようだ。 同メディアは「彼を迎え入れようとしているジュニオール・デ・バランキージャ(コロンビア1部)から、具体的なオファーを受けている」と記した上で、「彼がプロとして成長し、ヨーロッパ移籍へのきっかけとなった古巣のバンフィエルド(アルゼンチン1部)からのオファーもある。コロンビア人はそのクラブに大きな愛着を持っている」と2008年から2010年の間プレーした古巣からも関心が寄せられていると伝えている。 さらに「バンフィエルドは、コロンビア人MFに2026年12月までの契約を提案している。アルゼンチンのチームは、この移籍が非常に複雑であることを理解しているが、選手の代理人と連絡を取っている」と報じ、すでに接触があったことを明かしている。報道によれば、ヨーロッパのクラブやMLS(メジャーリーグサッカー)のクラブも獲得に興味を示しているが、現時点では正式なオファーには至っていないという。果たして、J・ロドリゲスは再び、クラブで活躍することができるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部