【高校ラグビー】桐蔭学園が2連覇でV5 大阪勢に決勝で初勝利
◇全国高校ラグビー大会決勝 桐蔭学園40―17東海大大阪仰星(2025年1月7日 花園ラグビー場) 桐蔭学園が6トライを挙げて東海大大阪仰星を40―17で下して大会2連覇を達成した。桐蔭学園は決勝で大阪勢に初めて勝った。 桐蔭学園は前半9分、中央ラックから右に展開してCTB松本桂太(3年)が右隅にトライ。29分には自陣22メートルライン付近から左サイドを突破。細かくパスをつないで最後はWTB西本友哉(2年)が左中間にトライして前半を12―0で折り返した。 準決勝でWTB石崎悠生(3年)が脳しんとうで交代し、2年生の西本は「朝、先発を言われました」と話したように“緊急出場”。それでも後半15分にもSO丹羽雄丸(たける=3年)のパスを受けてトライするなど躍動した。「トライできて嬉しかった。ラインで石崎さんらアドバイスをもらって…。言われたことを思い出してプレーしていました」と笑顔を咲かせた。 桐蔭学園は後半に3トライを許したが、余裕で逃げ切って2連覇を達成。令和になってからの6大会で4回の優勝。王者のラグビーを押し通した。