忍野八海と一緒に訪れたい。山梨食材にこだわる日本料理の名店『忍野八洲(おしのやしま)』の旨さの秘密
●山梨県の美酒&美食が心ゆくまで堪能できる至極の日本料理店『忍野八洲(おしのやしま)』の魅力とは?
山梨県には富士山を筆頭に名所が多く点在しますが、富士山の伏流水を水源とする8つの湧水池「忍野八海(おしのはっかい)」も同県を代表する観光地の一つ。 日本料理の名店『忍野八洲(おしのやしま)』の関連画像 世界文化遺産にも認定されている忍野八海には、十数年の歳月をかけてろ過された富士山の雪解け水がこんこんと湧き出しており、驚くほどの透明度の高さを誇ります。 その忍野八海のすぐそばに、山梨県産の食材にこだわる和食料理店があります。1992年創業の日本料理店『忍野八洲』です。
店主・天野洋喜さんが「素材の良さを最大限に生かした丁寧な調理を心がけています」と話す通り、その料理は、いずれも忍野八海の水さながらに一点の濁りもない、至極の味わい。わざわざ他県から予約を入れてやってくるお客さんも多い、山梨の誇る名店の一つです。 今回、山梨を旅してこの『忍野八洲』の絶品料理をいただいてきたので、その魅力をご紹介しましょう。
忍野村に佇む隠れ家的日本料理店『忍野八洲』
いざ『忍野八洲』の料理をいただく前に、なぜ今回、こちらを訪れることになったのか、その経緯に軽く触れておきたいと思います。 みなさんは山梨県が2023年から開催している「やまなし美酒・美食マンス」をご存知でしょうか? 県内の48のレストラン・宿泊施設が、県産食材を使用したコース料理とその料理に合う地酒のペアリングを提供する、旅と食が好きな人にとってはたまらない美食&美酒のイベントです(今年は2/16~3/17まで開催)。 そしてこの『忍野八洲』もこのフェアの参加店の一つ。フェアに合わせて用意されたのは、特別なしゃぶしゃぶコース。今回は、これを味わうべく、はるばる東京からやって来たのでした。 コースの内容はと言うと、前菜に始まり、自家製ポン酢2種と特製の胡麻だれで味わう甲州牛のしゃぶしゃぶと旬の地野菜、そして〆のご飯(雑炊・うどん・そうめんから選べる)と甘味まで楽しめるフルコースです。これに、店主・天野さんが太鼓判を押す日本酒とワインを合わせていただきます。